ハグしようと手を広げている睡眠障害者

ハグしようと手を広げている睡眠障害者

逆張りオタクの戯れ言帳

2018夏 北海道・東日本遠征 2日目

おはようございます(生活リズム崩壊)

それでは続きを書いていく和洋💃💃💃

 

8/29(WED)(2日目) 横浜→新潟

(徹夜して体調が最悪だったので本当に写真がありませんでした)

2日目は徹夜明けの絶望的な体調の中スタート。カラオケ内でスマホモの充電ができなかったので、相鉄横浜駅横のクドナルへ入店。盗電しつつ体調回復を図りますが、猛烈な腹痛に襲われ、この時点では旅行を断念することも考えていました。

とりあえず横浜駅へ向かい、18きっぷに捺印してもらい入場。往路は新潟を経由し、日本海側を通って青森を目指すことになっていたので、とりあえず湘南新宿ラインが発着する9・10番ホームに上がったものの、通勤時間とモロ被りしてしまい、東京方面の電車はことごとく満員電車。地獄のような体調だったのでとりあえず空いているベンチを見つけて、ホームベンチ睡眠部になることにしました😴😴😴😴 

 しばらくねらりをしていたら少し体調が回復したので、新潟方面のルートを調べ直してみると、いい感じの電車が見つかったのでそれで旅行を続行することに決めました。

◆ 09:42 横浜

  ↓ JR湘南新宿ライン特別快速 高崎行

  12:00 高崎

この電車でもねらりをキメながら、大都会渋谷・新宿などを抜け、気づいたら群馬県下最大の都市、高崎に到着していました。

 

高崎では数分の乗り換えですぐに上越線水上行きの列車へ。

◆ 12:02 高崎

  ↓ JR上越線 水上行

  13:07 水上

上越線は上州(群馬県)と越後(新潟県)を結ぶ主要幹線ですが、そのメインの役割は上越新幹線に譲り、今ではローカル線チックな路線となっています。地元でもよく見かける211系電車に乗り込み群馬県を北上。途中突然の大雨に襲われながら、水上駅へ到着。

 

ここからは群馬県新潟県の県境地帯となり一気に本数が少なくなります。この「上越国境」には谷川岳をはじめとしたクソデカマウンテンがそびえ立っており、高速道路や鉄道は長大トンネルでそこを抜けることになります。在来線である上越線は全線にわたって複線化がされていますが、開業当初は単線であり、ここを貫く「清水トンネル」も単線規格であったため、複線化の際にもう一本トンネルを掘ることになり(新清水トンネル)、結果上下線で通るルートが異なる状況になっています。

今回の行程では、運良く30分程度の待ち時間でこの上越国境を越える長岡行きの列車に乗り継ぐことができるのですが、ある目的のために敢えてこの列車には乗らず、駅前のバスターミナルへ移動、谷川岳ロープウェイ方面へ向かうバスに乗り換えます。

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上越線の架線柱が見える

15分ほどバスに揺られ下車したのは、上越線水上駅から2駅先の土合駅。はい、乗り継ぎ条件が比較的いい列車を捨て、同じルートをわざわざバスを使って移動したわけです。(ちなみにバスの運賃は620円でした。ちゃんと調べてなかったので見たときにはさすがにヒリつきました。)わざわざ安くもない金を払ってこんな精神異常ムーブをしたのは、この土合駅を訪れるためでした。

先述したように、この一帯は山岳地帯で、上越線には2本の長大トンネル(清水トンネル・9,702m、新清水トンネル・13,500m)が掘られています。この区間を走る列車のうち、上り線(水上・首都圏方面)は清水トンネル経由の古いルートを通っており、高低差を克服するためのループ線などがあります。一方の下り線(長岡・新潟方面)は戦後の複線化時に作られた新しいルートで、技術の向上により長大なトンネルが掘れるようになったことから、水上駅の隣、湯檜曽駅の少し手前から新潟県側の土樽駅の手前までを一気にトンネルで貫く構造になっています。そのため、途中にある湯檜曽駅土合駅は下りホームがトンネル内にある、所謂「モグラ駅」になっています。特に土合駅に関しては、地上(上り)ホームおよび駅舎と下りホームの標高差が大きく、駅舎から下りホームへは24+462段の階段を下りないとたどり着けないようになっています(Wikipedia参照)。

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↑ ド適当な断面図

そんな「日本一のモグラ駅」、列車で訪れると一度列車を下りないといけないわけですが、この区間は1日数本の列車しか来ず、山の中で数時間は待たされることになります。そこで今回は土合駅前を通るバスを活用しました。

今回乗った谷川岳ロープウェイ山麓駅行きのバス(関越交通)は、13:20に水上駅前を発車し、13:34に土合駅前に到着します。一方上越線長岡行きの普通列車は、13:40に水上駅を発車、13:49に土合駅を出発するため、15分程度の時間を作り出すことができます。駅舎から下りホームまでの所要時間が約10分という情報があったため、おそらく行けるだろうという考えのもとこのプランを実行しました。

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土合駅の駅舎は地上にあります

土合駅到着前の時点ですでにバスが定刻より遅れており、さらに降車ボタンを押したにもかかわらずバス停をスルーされかけるという事態に見舞われ血の気が引くも、急ブレーキでなんとか停車し、用意しておいたピッタリ620円を運賃箱にブチ込んで猛ダッシュ。走りながらスマホモを取り出し写真を撮りつつSwarmにチェックインし駅舎の中へ。駅舎内を通り、さっきバスで通った国道を跨ぐ連絡通路を抜け、いよいよ階段ゾーン。

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このように下り階段が延々と続きます。階段を下るにつれ、ものすごい湿度で視界はガスり、壁や地面はビチョビチョに。最初はかなり急いで下っていましたが、意外と時間に余裕があることに気づいたので途中からはのんびりと下ることにしました。ちなみに写真右側のむき出しスペースは、エスカレーターを設置するための場所だそうです。

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そして階段を下りきり、ホームに到着。土合駅はこのような珍しい構造をしていることから観光地化していて、結構な人がホームにいました。5分ほど待つと先ほど水上駅で待機していた長岡行き普通列車が入線。この霧と、トンネル特有の反響でかなり異様な光景でした。列車に乗り込み、引き続き新潟方面へ向かいます。

◆ 13:49 土合

  ↓ JR上越線 長岡行

  15:29 長岡

土合駅発車から10分以上かけて新清水トンネルを抜け、列車は新潟県に突入。山越えをしたためか、群馬県側では曇り気味だった天候が一気に好転しました。リゾート地として有名な越後湯沢を出ると、日本一の米どころ新潟県の美しい田園風景が広がります。そのまま中越地方の諸都市を経由し、長岡なんとかシリーズの総本山長岡に到着。すぐの乗り継ぎでこの日最後の列車、信越本線白新線を通る新潟経由豊栄行きに乗り換えます。

長岡はコロコロスクリーンネームを変えるな

◆ 15:32 長岡

  ↓ JR信越本線 豊栄行(新潟経由)

  16:50 新潟

ここでまた眠気に襲われ、寝たり起きたりを繰り返していたらこの日の目的地、新潟に到着しました。

 新潟駅はこの間の春に高架ホームが供用を開始し、ホームはかなり近代的な雰囲気でしたが、この列車が到着した2番線はまだ工事中で、クソ狭いホームにクソ狭い階段が1つあるだけという状況で大混雑。なんとか改札階まで降り、駅を出て駅南にあるゲーンへ行くも、ダンスラが調整中だったので諦めて宿へ。この遠征に出発する時点では新潟での宿泊場所をネカフェにする予定だったのですが、徹カラで力尽きたためちゃんとしたところに泊まりたくなり、先ほどの上越線内でカプホ風のゲストハウスを予約したのでした。宿泊したのは「BOOK INN」というところで、名前の通り本に囲まれた空間で眠ることができます。今回ここに泊まったのは、単純にこの日の駅周辺の宿泊施設で一番安かったからという理由ですが、かなりオシャレなのでアドだと思います(写真ないけど)。

チェックインして荷物を置いたらとシャ(とりあえずシャワー)して、少し街へ繰り出してみることにしました。この日まだ何も食べてなかったため、近くの麺屋に突撃。

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辛味噌つけめんみたいな名前のやつを注文してみました。つけめんなのに麺がお湯に浸かっててビビりましたがおいしかったです。いい感じに腹ごしらえした後は、新潟に来たらここは外せないだろうというあの場所へ。

 そうですぽんしゅ館です。普段日本酒はあんま飲まないのですが、ここは気軽に飲み比べができるときいたので行ってみることにしました。

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いいですね

ここでは500円払うとメダル5枚とおちょこが渡され、好きな日本酒を5種類まで飲み比べることができてアドです。ちなみに20歳だと300円で飲めます(初めて4月生まれであることを呪った)。今回飲んだ5種類だけでも全然味が違ったので、多分もっといろいろ飲めばコレだ!って日本酒が見つかるんだろうなあと思いました。何飲んだかよく覚えてないけど(寝不足とアルコールによる記憶障害)。館内には醤油のテイスティングコーナーもありました。こっちは無銭だったので結構な種類の醤油を舐めました。なにか買おうかなとも思いましたが、この先まだまだ長いことを考え諦め。翌日も朝早かったのでさっさと宿に戻って爆睡しました。

 

というわけで2日目はここまでです。さのなら🌸