2018夏 北海道・東日本遠征 10日目

9/6(THU)(10日目) 青森→首都圏

はいお久しぶりです。

この旅行記をブログにまとめ始めてからもう1ヶ月以上経ちましたが、やっと10日目まで来ました。さて本来の予定であればこの10日目で旅は終わりだったわけですが、前日を函館観光に充てたためこの日のうちに帰れなくなり、結果1日伸びることになりました。

 

前日の人権泊からまたいつも通りのネカフェ生活に戻っていたので、慣れた感じで出発30分ほど前に起床し、いつも通りのTwitterチェック。とここで、なにやらタイムラインに不穏な文字列が散らばっていることに気づきます。

「北海道 地震」「全道停電」

気になって調べてみると、なんと寝ている間に北海道で巨大地震が起こったというニュースが。これだけでもかなりヤバイ状況なのですが、さらにショッキングなニュースが、後者の全道停電。震源近くにある北海道電力の苫東厚真火力発電所地震によって機能停止に陥り、その影響でブラックアウトが起こってなんと全道停電という事態に…。当然昨日乗ったはこだてライナー北海道新幹線は電気で走る「電車」なので、この日は朝から運転見合わせ。それどころかいつ電気が復旧するかもわからないという大変な状況になっていたのでした。

地震そのものの被害は苫小牧など胆振地方から札幌都市圏周辺にかけての範囲が中心で、前日にいた函館など道南地方には直接の地震の影響はなかったようですが、この停電に巻き込まれていたら、北海道を脱出することもできない、スマホモを充電することもできない…とかなりピンチな状況になっていたことは想像に難くありません。

 

あまりの事実に唖然としながらも、前日意地でも北海道を脱出しようとした自分に感謝しまくりながら、ネカフェを退店して青森駅へと向かいました。

ここ青森は本州の中では北海道に一番近い土地なわけですが、さすがに海を隔てている上に管轄の電力会社も違うので、何か被害があるわけでもなくいつも通りの朝を迎えている感じで、列車も平常通り運行しているようでした。

 

さてここ青森から関東方面まで南下するにはいくつかの方法があります。旧東北本線3セクおよび東北本線を使う王道ルート、奥羽本線を福島まで南下するルート、秋田から羽越本線に入って日本海側をひたすら進み新潟を経由するルート(これは計画当初の往路ルートでした)などですかね。

このうち一番東京までの所要時間が短くなるのは(旧)東北本線ルートなのですが、これまで何度か紹介してきたようにこの区間はJR線ではない三セクを挟むので18きっぷでは通れないのです(正確には青森~八戸の区間に関しては、八戸や途中の野辺地から分岐するJR線の八戸線大湊線を利用する乗客のために、特例として18きっぷで通過が認められています)。

往路のときには北東パスがあったため何の問題もなく盛岡から八戸まで北上できたのですが、この前日の時点で北東パスの有効期間が終了したため、このルート(下の図の青ルート)は使えません。かといって、奥羽本線を使って秋田駅を経由していくルートは時間がかかりすぎてこの日のうちに東京に着くことが不可能松になってしまいます。そこで今回は、花輪線を経由する赤のルートを採用しました。

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花輪線秋田県の大館と岩手県好摩を結ぶ路線で、奥羽本線と組み合わせることで三セク区間を回避しつつ盛岡を目指すことができます。ただ、花輪線岩手県側の終点・好摩駅はIGR線の途中駅であり、好摩~盛岡間に関してはIGR線内を走ることになるため、この区間の運賃は別途発生してしまいます(650円)。

完全に三セクを回避できるわけではありませんが、これ以外のルートは東京までたどり着けないことがわかっていたため、今回はこのルートで盛岡まで行き、そこからはひたすらに東北本線に乗っていくことにしたのでした(前日に大館まで行こうとしたのもこのため)。

 

行き止まり構造の青森駅ホームへ向かうと、既に奥羽本線の列車が待機中。なんとこいつは秋田行きというなかなかのロングラン列車でした。

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07:04 秋田

 JR奥羽本線 秋田行

08:38 大館

ここから浪岡までは前日に既に通ったルートになりますね。途中どっかの駅で高校生が大量に乗ってきましたが、弘前でみんな降りて行きました。弘前を出てしばらくするとちょっとした山岳地帯になり、秋田県に突入、列車は大館駅に到着しました。

大館駅の駅舎はめちゃくちゃ綺麗で、いい感じの待合スペースもあったので正直野宿できたなあとか思いつつ、花輪線の出発時間まで駅周辺を軽く徘徊しました。

秋田と言えば秋田犬ですが、ここ大館駅では二匹の秋田犬が観光駅長を務めているらしいです。名前がまさかのコンテンツを越えた中二病タッグだったので思わず写真に撮ってしまいました。

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とまあいろいろやって時間つぶしてたらいい時間になったので、再入場してホームへ向かいました。

09:23 大館

↓ JR花輪線 盛岡行

12:15 盛岡

盛岡までは3時間弱の(この日の行程では)長旅。途中の十和田南駅では遠軽駅のようにスイッチバック構造になっている関係で進行方向が変わったりしました。

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列車は知らないうちに岩手県に突入し、大館から2時間半ほどでIGR線と合流する好摩駅に到着。といっても特に乗り換えや乗務員の交代などが行われることは無く、ただの途中駅といった感じでした。そのまま30分ほどIGR線を走り、列車は盛岡駅に到着しました。

花輪線はれっきとしたJRの路線ですが、IGR線を経由する関係で、JRのホームではなく、往路でも利用したIGRのホームに入線。当然IGRの改札を通るのでしっかり好摩~盛岡の運賃を徴収されます。

改札で650円を現金で払い駅を出場し、食事をするため駅周辺を探索。駅地下は富豪ランチばかりで、さっきの650円のせいで所持金が1000円ほどになっていた私にはとても手が出なかったので地上に上がってみると、道の反対側に見慣れた黄色の看板が… 吸いこまれるように入店しました。

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松屋交通系電子マネーで支払いができるので、ありがてえありがてえと思いながらいつも通り牛めしをかきこみました。

 

さて腹ごしらえをしたところで駅へ戻り、今度はJRの改札から入場して東北本線のホームへ向かいました。

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ここから上野・東京まではひたすら東北本線を南下するだけの旅になります。

13:09 盛岡

↓ JR東北本線 一ノ関行

14:37 一ノ関

この区間は往路でも通った区間ですね。特になにもなかったのでスルーします(は?)。

というわけで一ノ関に到着。往路では仙台から新幹線課金をしましたが、復路では在来線でノロノロ仙台方面を目指します。

14:41 一ノ関

↓ JR東北本線 小牛田行

15:28 小牛田

一ノ関駅では盛岡方面と仙台方面で運転系統が分断されているおり、車両のラッピングカラーも変わります。同じ701系電車でもいろんな色があって面白いですね。

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一ノ関~小牛田間は岩手県宮城県を行ったり来たりする区間になります(一ノ関の1つ隣の有壁駅宮城県だけどその隣の清水原駅岩手県)。この区間も特に書くことがないですね。途中車窓がいい感じのところとかはありましたが。

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とまあ何事もなく列車は宮城県は小牛田(←地味に初狩り読み)に到着。ここからは本格的に仙台エリアに入り、列車もちょっと近代的になります。

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ここ小牛田には車両基地があり、仙石東北ライン用の"ハイブリッド気動車"、HB-E210系が止まっていました。

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さて小牛田からは仙台行きの列車に乗車です。

15:42 小牛田

↓ JR東北本線 仙台行

16:30 仙台

この区間は一部仙台から石巻方面へ至る仙石線と並走します。途中松島~塩釜間には東北本線仙石線を結ぶ連絡線があり、この連絡線を使って仙石東北ラインが運転されています。

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東北・仙石両路線とも電化はされているわけですが、仙石線が戦前から電化開業していたため直流電化であるのに対し、東北本線は後になってから電化されたため田舎特有の交流電化となっているため、仙石東北ラインは上にも出てきたハイブリッド気動車で運転されます。できることなら乗ってみたかったですが時間がカツカツなので当然断念…

 

連絡線と合流すると、車窓左手に日本三景の一つ・松島の海が…一応見えます。多分仙石線の方が海に近いので綺麗に見えるんじゃないですかね。知らないけど。頑張ってそれっぽいのは撮りました。

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海岸線を離れてしばらくすると仙台の市街地に入り、この列車の終着・仙台駅に到着です。

ぴったり1週間ぶりの仙台ですね。

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時間があったのでいったん外に出てみたのですが、特にすることもなかったのですぐホームに戻りました。

引き続き東北本線を南下するため、福島行きの列車を待っ…ていたのですが、停車位置の関係でそこには停まりませんよと言われ人が大量にいる方へ追いやられてしまいました…。てか一緒に列作ってた人たち地元民でしょなに狩られてんの。

というわけで着席の望みがほぼ皆無になったところで列車が入線してきたので、おそらく帰宅民と思われる人たちと一緒に列車に乗り込みました。

17:01 仙台

↓ JR東北本線 福島行

18:22 福島

案の定席にはありつけず、ガチ虚無消化マンと化してしまいました。仙台の南には名取や岩沼といった比較的大きな街があり、そこでいくらか降りてくれるのでは?とも考えたのですが、それなら先発の常磐線原ノ町行きに乗るだろうと思われるし、実際にあんまり降りている様子はありませんでした(一応ちょっとは降りたけど席は空かなかった)。

その後県南の白石駅を過ぎたあたりで空席が出始めたのでようやく座れるという思いで着席しました。このあたりで日が暮れはじめ、あたりは真っ暗に。こんな調子で関東までたどり着けるのか不安になりながら、福島県県都・福島駅に到着しました。

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さすがに空腹になっていたので、駅のNEWDAYSによっておにぎりを調達しました。ついでにゆうちょのATMも発見したので所持金バトル界隈を引退することにも成功しました。

ホームに戻り、車内で食うのもアレだしなあと思って待合室でおにぎりを貪っていたら、いつのまにか次に乗る列車の席が埋まってしまっていたのでまたガチ虚無立席部に復帰してしまいました。かなしいなあ

 

福島からは一気に栃木県との県境に近い新白河まで移動します。やっと終わりが見えてきた感じですね。ちなみに列車はまたまた701系です。もう十分堪能したよ…

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18:50 福島

↓ JR東北本線 新白河

20:23 新白河

さすがにもう書くことがないです。外真っ暗だし。もう飽きた早く東京に着きたい以外の感情を失いました。

 

ということで新白河到着です。

ここはあれですね、日本で唯一「村」に所在する新幹線駅として有名ですね。

さてさていよいよ次に乗る列車で栃木県に突入します。これまで散々701系に乗らされ飽き飽きしていたところですが、ようやくそんな701系天国(ほんとに天国?)である東北地方を抜け、日本の首都たる関東地方に足を踏み入れるわけです。一体どんな列車がお出迎えしてくれるんでしょうね!列車を降り、人が流れていく方向に向かって歩いていくとそこにいたのは……

 

 

 

 

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† キ ハ 1 1 0 †

 

まあ知ってたんですがね。まさかの気動車、しかも2両編成のキハ110です。いやどっか別のローカル線の列車なんじゃないの?と思いたいところですが、新白河から他の在来線は分岐しておらず、これが正真正銘の東北本線・黒磯行きの列車です。

栄えある関東地方の入口を飾る列車がこんな残念なことになってしまっているのには理由があります。ここまで乗ってきた東北本線は交流電化された区間だったのですが、この先の首都圏エリアは直流電化となります。この交直切替が行われるポイントが黒磯駅なわけですが、その切替のデッドセクション黒磯駅の北側、つまり福島県側からみて黒磯駅の手前に設けられているのです。というのも、数年前までは黒磯駅は交直両対応の駅だったのですが、いろいろあって完全直流化が実施され、交流車両は黒磯駅に入線できなくなってしまったのです。もちろん交直両対応の列車もあり、実際にこの区間で運用もされていますが、お高い車両であまり数がないのかこのように気動車が出動する事態となっているようです。

 

というわけで日本を代表する大幹線をローカル線のごとき車両で進んでいきます(まあこの区間の運行本数はそもそもローカル線並ですけど)。

20:26 新白河

↓ JR東北本線 黒磯行

20:50 黒磯

しばらくすると列車は黒川橋梁を越え、栃木県に入ります。気動車区間はあまり長くなく、30分ほどで鉄道における関東の北端・那須塩原市黒磯駅に到着しました。

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ここからは首都圏でおなじみ「宇都宮線」の愛称区間となり、ラインカラーも変わります。といっても、黒磯から直接東京方面までいく列車は少なく、大抵はこの先宇都宮までの列車になります。

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ホームにいたのは4両編成の205系。ひとまず県都宇都宮を目指します。

20:56 黒磯

↓ JR宇都宮線 宇都宮行

21:48 宇都宮

意外と黒磯から宇都宮って時間かかるんですね… ともあれ、なんとか無事に"結果"が彷徨い哭く町、鬱ノ宮宇都宮に辿り着きました。

そして到着したホームの反対側には…

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上  野

 For Ueno

青森を出て15時間、感動モノですね。

この日の旅もラストスパート、一気に都内を目指します(^。^)

21:50 宇都宮

↓ JR宇都宮線 上野行

23:38 上野

さすがにこの時間では車内もガラガラだったので、ボックスシート車両まで移動してボックスを占領するやつをやりました。

今日も俺は荒野を爆走する
わずかな希望を停留させる人々を乗せて、共に戦いながら
地の果てにはあるだろう、穏やかな生活を取り戻せる場所に辿り着くまで

ここでついに睡魔に襲われ、横になって寝たりしながら過ごしていると、列車は大宮まで来ていました。相変わらず車内はガラガラで、首都圏のド真ん中にいるのにかなり不思議な感覚でした。列車はそのまま荒川を渡り都内へ突入、結局ガラガラのまま終着上野に到着しました。

なんとか青森から在来線だけで都内まで戻ってくることができました。思い返せばこの日はいろいろありましたね…いろいろあった割には記事にできそうなことがあんまないけど。

 

さてこの日はVsjKexjBNFkbiZ6ことらくたむくんの家に泊めてもらうことになっていたので、京浜東北線(こいつもガラガラだった)に乗り換えて某愛の街まで向かい、日付が変わったころにようやくらくたむハウスへとたどり着きました。

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↑ 咲                   研

オタクハウスにはこれまで何度か泊まってきましたが、初めて布団一式が提供されたのでめちゃくちゃ感動しました。ありがとうVsjKexjBNFkbiZ6😊

 

というわけで10日目はここまで。マジで移動しかしてなかったですね。一応この日の移動ルートをおさらいしておきましょう。

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縦長すぎる

さて翌日はいよいよこの旅最終日です。関東オタクと適当に集まって飯食ったりイリヤではしゃはしゃしたりしたのでその様子でも書き綴っておこうかと思います。

 

それでは皆さん、さのなら🌸