ハグしようと手を広げている睡眠障害者

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逆張りオタクの戯れ言帳

2018夏 北海道・東日本遠征 7日目

9/3(RonRonMonday)(7日目) 旭川稚内宗谷岬旭川

さてこの旅も7日目です。この日は宗谷本線でひたすら北上し日本最北端の駅稚内まで行き、そこからさらに本土最北端・宗谷岬を目指します。

いつも通りネカフェを退店し、前日に降りた新旭川駅へ。ここから宗谷本線稚内行きの列車に乗ります。

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◆ 06:10 新旭川

  ↓ JR宗谷本線 稚内

  12:07 稚内

この列車は旭川から260kmぶっ通しで稚内を目指す列車なのですが、その所要時間はなんと6時間。昔乗った飯田線上諏訪豊橋行きを思い出しますね。編成はキハ54とキハ40の2両編成。1両目が比較的混んでいたので、とりあえず後ろのキハ40に乗り込みました。

しばらく走ると、列車は峠越えにさしかかります。前日に乗った石北本線では石狩国と北見国を跨ぎましたが、今回は石狩国天塩国を跨ぐ「塩狩峠」を越えます。

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ご覧のような霧模様。ここからしばらくはこんな感じで霧立ち込める中を走ることになりました。

峠を下り、和寒や士別といった街を過ぎて、列車は宗谷本線の主要駅・名寄に到着。

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ここで後ろの車両が名寄止まりという事実を知り、急いで前の車両へ移動するはめに。せっかくいい席を確保していたのに、車端部のロングシート部に座らざるをえなくなってしまいました。まだ4時間以上あるのに…

 

ともあれ無事に名寄を出発し、列車はどんどん北を目指します。車窓には北海道の雄大な自然!…が広がっていたのですが、正直北海道も4日目となりさすがに見飽きてしまってひたすら虚無を消化する感じでした。次来るときは特急で優雅に移動したい和寧。

名寄から1時間ほどで、列車は音威子府に到着しました。

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ここ音威子府は小さな村ではありますが、特急も止まる重要な駅となっています。ここの名物は真っ黒な麺が特徴のそば。一度食べてみたいなあと思っていたのですが、停車時間が短く断念しました。

 

数分の停車時間ののち、音威子府を発車。ひたすらに一本道を進んでいきます。かつてはこのあたりにももっとたくさんの路線が通っていて、先ほどの音威子府からも天北線という路線が分岐していたりしたのですが、廃線に次ぐ廃線でとうとうこの宗谷本線だけになってしまいました。もっともこの路線もいつまで持つかわかりませんが…

そんな宗谷本線ですが、この日はちょうど18きっぷシーズン真っ最中ということもあってそこそこの人で賑わっていました。みんなカメラを構えたり時刻表を眺めたりしていて、その手の人たちなんだなあという感じでしたね(他人のこと言えない)。

 

さらに1時間半ほどで幌延駅に到着。ここでは20分ほどの停車時間がありました。

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これより北は北半球の上半分らしいです。ここからも昔は日本海沿いを通る羽幌線が分岐していたのですが廃線になってしまいました。

幌延を発車し、稚内まではラストスパート。途中車窓から利尻島利尻富士を拝むこともできました。

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そんなこんなで6時間に及ぶ長時間の乗車を終え、ようやく日本最北の駅・稚内に到着しました。

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稚内からは宗谷岬行きのバスに乗り換えることになっていたのですが、乗り換え時間が1時間ほどあったのでとりあえず駅前のラーメン屋へ。

やっぱり麩が入ってました(うまい)。

 

さて腹ごしらえをしたところでバスターミナルへ移動し、宗谷岬までの往復切符を購入。片道1250円という強気の価格設定でさすがにドン引きでした。

しばらくするとバスが到着。バス車内では試験的にWi-Fiが使えるようになっていたのでアドでした。#ウィヒヒンウョ

◆ 13:20 駅前ターミナル

  ↓ 宗谷バス天北宗谷岬音威子府

  14:10 宗谷岬

宗谷岬納沙布岬と違って結構な人で賑わってました。まあ納沙布岬に関しては時間帯の影響もありそうですが。

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みんながこのモニュメントの前で記念撮影をしていたのでタイミングを見計らうのが大変でした。

ささっと写真を撮り、すぐ横にあるお土産もの屋さんへ。ここではいろんなものが売っていましたが、特に目を引いたのがTシャツ。「宗谷岬」と書かれたものと「最北端」と書かれたものの2種類ありました。個人的には「最北端」の方が魅力的だったのですが、前面が完全無地だったのでうーんといった感じ。悩んだ末「最北端」の方を買うことにしました。早速「日本最北端の公衆トイレ」で服を着替え、先ほどのモニュメントへ。ちょうどそこで写真を撮っていた人に頼んで撮ってもらいました。

こういうツイートができるからSwarmがやめられないんですよね。

その後その写真を撮ってくれた人と仲良くなり、しばらくお喋りしてました。その人は日本最南端のJR駅西大山からずっと北上する旅をしているらしく、この日は札幌発の特急宗谷で稚内まで来たと言っていました。特急を使えば札幌からでも昼には着けてしまうんだからすごいなあ。私が香澄とさーやの寝そべりで写真撮るのと同じ感じで、その人は川内改二のストラップをフレームインさせていました。

 

しばらくして帰りのバスが来たので、川内オタクさんと相席で乗車。直後に睡魔に襲われ、気が付いたらあと5分で終点というところでした。

◆ 15:01 宗谷岬

  ↓ 宗谷バス天北宗谷岬線 駅前ターミナル行

  15:53 駅前ターミナル

ここでノシャップ岬へ行くという川内オタクさんと別れ、近くにあるという温泉へ。

港に面した露天風呂とかもあってかなりいい感じでした。

温泉の隣に樺太に関する資料館があったので行ってみようとしたのですが、ちょうど閉館時間になってしまい入れず。仕方なく資料館の外にあった簡単な展示だけ見て駅方面へ戻りました。

途中最北端の踏切なるものを通りながら、駅のすぐ横にある港エリアへ。ここにはかなりオシャレな造りの防波堤「北防波堤ドーム」がありました。

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いい感じの景色を写真に収め、駅へ。帰りこそはクロスシートに座ってやるという思いの中こんな感じで写真を撮りながら待っていると、旭川方面へ向かうことのできる「最終の普通列車」が入線してきました。

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こうして日本最北端の駅、そして街に別れを告げ、朝来た方へ戻ります。

◆ 18:04 稚内

  ↓ JR宗谷本線 名寄行

  21:49 名寄

無事にクロスシートを確保し、再び6時間の長旅がスタートします。ちなみに旭川あたりから普通列車だけで日帰り稚内宗谷岬ツアーを決行する場合、今回私が乗った列車に乗るしかありません。やろうと思ってる人がいたら参考にしてみてください。私は煮度とやりません(多分)。

例のごとく陽が落ちて車窓が真っ暗になってしまったので、ひたすらツイッターやったりして時間をつぶしました。ちょうどdj_emo_sanがバスジャーしてたのでおもしろかったですね。

 

4時間ほど乗車し、列車は名寄に到着。帰りは行きと違って途中の名寄で乗り換える必要があるため、名寄で降りて旭川行きの列車へ。

◆ 22:05 名寄

  ↓ JR宗谷本線 旭川

  23:39 旭川

ここからはキハ40の2両編成。ボックスシートを占領しすやすや寝てたら旭川に着きました(雑)。

昼以来なにも食べていなかったので、旭川駅駅前通りを少し歩いたところにある松屋に突撃。

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この日の旭川は19℃だったのですが、東京大阪あたりはバッチリ30℃超えだったので、遠慮なく真夏日クーポンを使わせていただきました。

しっかり腹ごしらえを済ませ、あとは宿に戻るだけ。まあ昨日と同じとこなんですが。この日は旭川駅側から歩いて行きました。途中渡った石狩川の橋が綺麗でエモかったです。

深夜徘徊を終え、自遊空間へ帰宅。受付に行ってみると、昨日使ったのと同じブースが満席になっており少し悩んでいると、少しグレードの高いブースにも同じ料金で行けることが判明したのでそれにしました。

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PCのスペックもブースの広さも格段に上だったので爆アドでした。昨日もこれにすればよかったよ。

 

というわけで7日目はここまで。移動ルートはこんな感じ↓

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同じルートの往復だけで終わってしまったので鉄道旅的にはあんまりおもしろくない感じになってしまいましたね…

さて翌日は一気に南下、今度は道南函館を目指します(クソ忙しい)。鉄道的にもネタになるところがあるので楽しみにしておいてください。

 

ではこのへんで さのならさのなら🌸