ハグしようと手を広げている睡眠障害者

ハグしようと手を広げている睡眠障害者

逆張りオタクの戯れ言帳

2018夏 北海道・東日本遠征 5日目

9/1(SAT)(5日目) 帯広→根室納沙布岬→釧路

ネカフェ泊にしては結構ぐっすりと眠り、起床。列車の発車時間は10時すぎでかなりゆっくりできたのですが、ネカフェの料金の都合と一応やることがあったので9時前くらいに退店しました。ネカフェのすぐ横にクドナルがあったので、そこで腹ごしらえをして、近くにあるというコインランドリーへ。すでにかなり洗濯すべきものが溜まっていたので、割と時間があるこのタイミングで洗濯してしまうことにしました。

しかし、Googleマップのピンが指す場所に向かってみてもそれらしいものは見当たらず。仕方なく諦めて駅の方へ向かおうと歩き出したところで、その場所から道路2本分くらいずれた場所にコインランドリーがあるのを発見しました。

辿り着いたコインランドリーはかなり年季が入った感じでした。とりあえず一番容量の小さい洗濯機を探して洗濯物を投入。ここで、洗剤の買い方がわからないことに気付きます。それっぽいところはあるのですが、どうやってお金を入れて洗剤をゲットすればいいのかがわからなかったので、結局水洗いすることになってしまいました。おまけに乾燥の方も時間がなくて生乾き状態になってしまい、完全に金を無駄遣いしてしまったなと思いつつ駅へ向かいました。

 

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柏林台駅は帯広の比較的市街地にあり、高架化された立派な駅ですが無人駅です。まずは根室本線に乗って1駅先の帯広駅へ。ちなみのこの日の鉄道移動では根室本線以外乗りませんでした。

◆ 10:21 柏林台

  ↓ JR根室本線 帯広行

  10:25 帯広

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帯広からは釧路駅の列車に乗り換え。ホーム反対側に止まっていた列車に速やかに乗り換えます。

◆ 10:29 帯広

  ↓ JR根室本線 釧路行

  13:16 釧路

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帯広発車後はしばらく十勝平野を進み、厚内駅を過ぎたあたりからは雄大な太平洋を拝むことができました。

 

3時間弱ほど同じ列車に乗り続け、そろそろ飽きたという頃に列車は釧路に到着。この先数日間はこんな風な長時間乗車が続くため、ある種覚悟を決める乗車となりました。

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釧路駅には釧路湿原を抜けて走る観光列車ノロッコ号が止まっていましたがこれには乗らず、引き続き根室本線で東へ。

◆ 13:25 釧路

  ↓ JR根室本線(花咲線) 根室

  15:59 根室

車内はそこそこの人で賑わっており、一部が途中の厚岸で降りたほかはほとんどが終点の根室まで乗りとおしていました。ローカル線の長時間乗車なんて正直ガチ虚無なので書くことがないんですが、途中車窓の左右で全然景色が違う場所があって面白かったです。

 

ところでこの根室本線は日本で最も東を走る鉄道路線なわけですが、その一番東の駅、つまり日本最東端の駅は根室駅ではなく、その1つ手前の東根室駅となっています。根室本線根室半島の南岸を進み、最後に大きな反時計回りのカーブを描きながら北上して根室駅に至るため、根室駅では西からではなく東から入線することになります。そのため、根室駅の手前の東根室駅が日本最東端の駅となるわけです。

本当は降りて写真撮ったりしたかったのですが、この先の予定的に厳しかったので諦めて、終点の根室まで乗車しました。

 

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こうして、日本最東の路線の終点、根室駅に到着。ここからはバスに乗り換えて、この日一番のスポットである本土最東端・納沙布岬を目指します。

駅前のバスターミナル内で往復乗車券を買い(少しだけ安くなる)、 バスに乗り込みました。

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↑ バス内には英語ではなくロシア語の表記が

◆ 16:10 駅前ターミナル

  ↓ 根室交通納沙布線 納沙布岬

  16:54 納沙布岬

10分ほど走ると根室の市街地を抜け、海沿いの一本道になります。途中いくつかの集落を経由しながら、45分ほどで日本最東端のバス停・納沙布岬バス停に到着。

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とりあえずバスを降り、岬の方へ。陽が傾き始めていたのと、割と風が強かったのもあって結構な寒さでした。

 

こうして、今回の旅の大きな目的の一つ、本土最東端納沙布岬訪問を達成しました。本当なら納沙布岬灯台のあたりが最東端部分になるのですが、工事中で入れなかったのでここで妥協しました(´・_・`)

納沙布岬からは、北方領土の各島々を拝むことができます。【第1問】北方領土を不法に占拠しているのはどの国でしょう?

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向こうに見えるのは国後島の山。

 

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こっちは歯舞群島貝殻島に立つ灯台貝殻島は満潮時には島全体が沈んでしまい、日本が戦前に立てたこの灯台だけが海面に顔を出します。

せっかくなのでパノラマ撮影をしてみました。ガバガバですが。

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左奥が国後島で、右端に見えるのが納沙布岬灯台です。夕暮れ時だったのでなかなかいい景色でしたね。行きのバス到着から帰りのバス出発まで1時間ほどあったのですが、5時を回ったところで店や資料館などがすべて閉まってしまったため、後半は割と虚無タイムを送ることになってしまいました。

なんだかんだ適当に時間をつぶしていると帰りのバスが到着。行きと同様ガラガラのバスに乗り込み、来た道を戻ります。

◆ 17:50 納沙布岬

  ↓ 根室交通納沙布線 駅前ターミナル行

  18:34 駅前ターミナル

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北海道特有のエモロードをひたすら進みます。途中キツネが飛び出してきて急ブレーキを踏むなんてシーンにも遭遇しましたね(突然すぎて写真は撮れやんかった)。

途中のバス停から、上に書いた東根室駅へ歩いていくこともできたのですが、座れなくなるリスクを考えてやめました(社舐)。釧路まで2時間半かかるからね、しょうがないね。

 

こうして無事根室駅に戻り、釧路行きの列車を待ちます。

やってきたのはキハ54。道内で乗った気動車では初めての転換クロスシート車だったので割と興奮しました。無事クロスシートを確保し、あとは釧路を目指すだけです。

◆ 19:01 根室

  ↓ JR根室本線(花咲線) 釧路行

  21:38 釧路

すでに陽は完全に落ちており、なにもない真っ暗闇の中を2時間半進み続け、この日の最終目的地・釧路に到着しました(マジで書くことがない)。

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釧路駅は日本最東の自動改札設置駅らしいです

このまま釧網本線の最終列車・摩周行きに乗って摩周まで行ってしまうことも考えたのですが、宿の状況がよくわからなかったのと、車窓から釧路湿原を見たかったのでやめて釧路にとどまることにしたのでした。

改札を出て、とりあえず朝失敗した洗濯を改めてちゃんとしようと思い駅北側のコインランドリーへ。釧路駅は南側が正面となっており、こちらにしか改札口がないため、横にある地下通路を通って北側へ。北側はいかにも駅裏といった雰囲気でした。ここのコインランドリーは洗濯乾燥を通しでやってくれる上に、洗剤も自動で出てくるタイプだったので初狩りされずに済みました。

洗濯回してる間に食事してしまおうと再び駅の南側へ。事前に調べていた駅前の定食屋に向かったのですが開いておらず、この時間でも開いているラーメン屋を探したところヒットしたので行ってみることにしました。途中ジンギスカンの文字が見えて「あ!」となったのですが結局入らず、ラーメン屋に到着。ラーメン屋周辺はネオンが煌々ときらめく歓楽街で、酔っ払い集団と大量のタクシーがいました。道東は限界エリアだと思っていたので、普通にこういう場所があることを知って感動しましたね。

とりあえずラーメン屋に入店。結構な値段にヒリつきながら、辛味噌ラーメンとビールを注文。

北海道のラーメンって麩が入ってるのが定番なんですかね。稚内や函館で食ったラーメンも麩が入ってました。肝心の味ですが、そこそこの値段がした割には正直微妙でした。量も多くないし。素直にジンギスカン食っとけばよかったのかもしれんな(´・_・`)

 

ささっと平らげ再びコインランドリーへ。乾燥までばっちり終わっていたので一安心しながら洗濯物を回収し、この日の宿であるネカフェに向けて深夜徘徊を開始。ネカフェって大都市以外は基本駅から離れた場所にしかないんですよね。

雨模様の釧路をひたすら歩いて、ようやくネカフェに到着。前日と同じジョイカフェでした。この時点で時刻は12時前、翌日の出発時間は6時前の予定だったのですが、バカなのでレヴュースタァライトの最新話をniconicoで見たりして貴重な睡眠時間を削りました。

 

というわけで5日目はここまでです。この日の移動ルートは↓

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翌日は釧路から北上して網走、さらに西へ進んで旭川を目指す大移動日です。

 

ではさのなら🌸