ハグしようと手を広げている睡眠障害者

ハグしようと手を広げている睡眠障害者

逆張りオタクの戯れ言帳

2018夏 北海道・東日本遠征 6日目

9/2(SUN)(6日目) 釧路→摩周湖→網走→遠軽旭川

ぉ…

さてこの日は前日(というか日付変わってたけど)睡眠時間を削ってアナィメを見たりしていたわけですが、なんとか退店予定時間の10分前に起床。ささっと支度して店を出ました。この日の釧路の最低気温は13℃だったらしく、外に出ると予想以上の寒さに震えました。30分ほど歩いて東釧路駅に到着。前日は釧路駅から歩いたわけですが、こちらの方がネカフェに近く、この先進む方向的にも都合がよかったのでこの日はこの東釧路駅からスタートすることにしました。

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しばらく待っていると列車が到着。まずはこの列車に乗って、釧網本線を北上します。

◆ 06:09 東釧路

  ↓ JR釧網本線 網走行

  07:27 摩周

釧網本線東釧路駅を出ると根室本線と分岐し、釧路湿原の方へ向かいます。遠矢駅をすぎたあたりから釧路湿原のすぐ脇を走るようになり、雄大な景色を見ることができます。

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釧路湿原、エモの塊。

沼地・平原・山そして青空が車窓1枚に収まっている景色がなんともいえなかったですね。途中森の中に入ったり、大きな川の横を通ったりといろいろな表情を見せてくれたので全然飽きなかったです。いやあ釧路にとどまっておいてよかった。今回は列車の中からしか見られなかったのでまた改めて来たいなあと思います。

 

釧路湿原を抜けて40分ほどで摩周駅に到着、ここで途中下車します。

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ここ摩周駅は弟子屈町の中心駅かつ釧網本線の中でも主要駅で、名前の通り摩周湖への玄関口にもなっています。ここで降りたのはその摩周湖へ向かうためなのですが、バスの出発時間まで1時間以上あったので近くの温泉へ行ってみることにしました。

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ここは朝からでも日帰り入浴ができるらしく、ひとっ風呂浴びさせてもらいました。

 

風呂から上がり、再び駅へ。駅前でしばらく待っていると、観光バスのようなバスが到着。よく見てみると、乗る予定だった摩周湖行きのバスでした。普通に路線バスっぽいバスが来るのかと思っていたので少しビビりながら乗車。車内で待っていると、運転手さんから、「これ乗るならフリーパス(夏季限定の観光用フリーパス・2日間有効で1500円)買ってきて」と言われました。どうやら普通の路線バスではない夏場だけの観光用バスらしく、マジかあと思いつつ駅の中の販売所で1500円支払いフリーパスを購入。摩周湖への往復以外このあたりでバスを使う予定がなかったため、かなりもったいない感じですが…しかたない。

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◆ 08:50 摩周駅

  ↓ 摩周湖バス

  09:15 摩周湖第1展望台

 

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見事なまでの一本道。ザ・北海道という感じでこの時点で既にアドでした。摩周駅から20分ちょっとで摩周湖第1展望台に到着。

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摩周湖カルデラ湖で、周囲が高くなっているため湖じゃない方も絶景でした。

そして肝心の湖側は…

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この絶景よ。

摩周湖流入・流出する河川がなく、最近までは世界一透明度の高い湖でした。この日はめちゃくちゃ天気がよく、湖面も綺麗な青色を見せてくれたので本当によかったです。1500円とかもうどうでもいい。

 30分弱ほど滞在し、エモとアドを十分吸いこんで帰りのバスに乗車。摩周駅へ戻ります。

◆ 09:40 摩周湖第1展望台

  ↓ 摩周湖バス

  10:05 摩周駅

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摩周駅からはすぐの連絡で網走行きの列車に乗れるようになっていました。

◆ 10:11 摩周

   ↓ JR快速しれとこ摩周号 網走行

  11:53 網走

列車に乗り北上を再開。川湯温泉駅を過ぎると峠越えが始まり、釧路管内からオホーツク管内へ入ります。釧路管内では利用客のほとんどが観光客で、いかにも観光路線といった感じでしたが、オホーツク管内に入ると、地元の人らしき人も多く乗ってきて、生活路線といった感じも出てきました。

知床方面への玄関口である知床斜里を過ぎると列車はオホーツク海沿いを進みます。海側でない方に座ってしまったのと車内が割と混雑していたのもあって、写真を撮るのは断念。途中の北浜駅ではなんかのロケをやっていたらしくあの有名人の姿を目にすることに。

 

そんな表情豊かな釧網本線の旅を楽しみ、列車は網走に到着しました。

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網走からは数分の乗り換えで石北本線の列車へ。外に出る時間がなかったので見て回れなかったのが残念でした😞

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◆ 11:58 網走

  ↓ JR石北本線 遠軽

  15:05 遠軽

先ほどまでとは打って変わって、車内はガラガラでした。

発車後しばらくすると、車窓右手側に網走湖が見えてきました。列車はしばらくこの網走湖の湖畔を進みます。

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1時間ほどで、オホーツク管内最大の都市・北見に到着。北見では30分ほどの停車時間があったので、なにか空腹を満たせるものでも買いに一旦外に出ようと考えていたのですが、北見駅が列車別改札らしく、自由なタイミングで改札を出入りできない感じだったのでやめました。

北見駅では旭川行きの特急大雪が先発するようで、しばらく待っていると入線してきました。

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↑ 前から2両目がハイデッカーになっているのがよくわかりますね。

大雪を見送り、しばらくするとこちらも北見駅を発車。相変わらず車内はガラガラで、4人用のボックスシート1区画を占領できました。

西留辺蘂駅(読めない)を過ぎると、列車は山越え区間に入ります。ゆるやかな勾配でどんどん山奥へ進んでいき、旧常紋信号場のスノーシェルターを過ぎると、常紋トンネルに入ります。常紋トンネルは大正初期に掘られたトンネルで、その工事ではタコ部屋労働が行われ、劣悪な労働環境で多数の死者が出たそうです。またトンネルの壁から人骨が出てきたりもしたそうで、ある種心霊スポットにもなっているみたいです。

そんな少し恐ろしい常紋トンネルを抜け、40分ほどで列車は終点の遠軽駅に到着しました。

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ここ遠軽駅はこのようなスイッチバック構造になっています。これはかつてここから名寄本線が分岐していたためで、名寄本線が廃止されたために現在ではこんな形になっているわけです。

 

さてそんな遠軽ではなんと1時間以上も乗り換え待ち時間があります。とりあえず飢餓になっていたので駅に併結されている有名な立ち食いそば屋にいってみたのですが、店員が見当たらなかったので諦め、代わりに駅前にあったそば屋へ突撃。

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意外とボリュームがあってアドでした。

さていい感じにお腹をみたしたわけですが、まだまだ列車の発車までは時間があったので適当に名所的なものを調べてみると、瞰望岩という町を見下ろす岩があるらしいので行ってみることにしました。

駅から5分ほど歩き、岩の麓にある神社に到着。この神社の裏手にある登山道から、瞰望岩へ上ることができます。旅の疲れがうまくとれていない状態で急な坂を上らされたので結構キツかったですが、10分ほどで頂上に着きました。

ここ瞰望岩はアイヌ語でインカルシというらしく、遠軽という地名の由来にもなっているそうです。その名の通りものすごくいい眺めですが、柵も何もないのでめちゃくちゃ怖かったです。

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ちなみにこの記事を書いてるときに知ったんですが、ここはどうやら自殺の名所にもなっているらしく、心霊スポットとして知られているらしいです…

 

まあ特に何事もなく無事に下山し、駅へ。しばらくして改札が始まったので、北東パスを見せて列車に乗り込みました。

◆ 16:35 遠軽

   ↓ JR石北本線 旭川

  19:50 旭川

遠軽から旭川方面へ抜ける普通列車は1日2本しかないのですが、車内は先ほど乗ってきた列車よりもさらにガラガラでした。

1時間ほど走り、列車は途中の白滝駅に到着。ここからはまた山越えになります。今度の山越えは、石北本線の名前のもとになった「石狩国」と「北見国」を跨ぐもので、常紋越えよりさらに大規模なものになります。

このように次の駅(石狩国側の上川駅)までなんと1時間もかかります。以前はこの間の区間にも駅があったのですが、人の住んでいないような秘境of秘境にあるため廃駅となり、結果40km近い長大な駅間距離となってしまったのです。

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↑ 石北国境となる石北トンネルの石狩国側坑口すぐのところにある上越信号場。ここもかつては駅だった。

 

電波の入りも微妙で結構虚無な1時間でしたが(まあ鈍行旅なんていつも虚無ですが)、なんとか山越えして石狩国上川管内の上川駅に到着しました。

これにて道東にある鉄道路線は全部乗り潰したことになります。

 

列車は引き続き西へと走り続け、ようやく終点の旭川に到着。

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旭川駅は最近建て替えられた立派な高架駅舎で、道内第二位の都市の威厳を見せつけられました。

前日釧路でジンギスカンを食べ損ねたときから「明日はジンギスカンを食おう」と決めていたので、駅近くにあるジンギスカンの店へ。

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優勝させていただいた和洋(^。^)

量がすこし物足りなかったのが残念でした。

 

さてこの日の宿は例に漏れずネカフェなわけですが、これまた例に漏れず駅から離れた場所に。事前にGoogleマップを見たところ、宗谷本線と石北本線が分岐する新旭川駅が最寄りっぽい感じだったので、急いで旭川駅に戻り、名寄行きの普通列車に飛び乗ってさっき来た方向に戻りました。

◆ 21:16 旭川

  ↓ JR宗谷本線 名寄行

  21:22 新旭川

が、列車に乗ったところで、別に旭川駅から歩いてもそんなに距離変わらないことに気付きました。完全にプレミったなあと嘆いている間に列車は新旭川駅に到着。

さらに、駅を出て歩いてネカフェを目指すも、途中で道を間違えるガバガバさを発揮。歩きまくってなんとか目的地にたどり着くことができました。

自遊空間は一番よく使うネカフェなので実家のような安心感でした。しかも学割証提示で料金が半額になり、通常1600円の8時間ナイトパックが800円で利用できたので爆アドでした。部屋は正直クソ狭かったですが、800円なのでなんの文句もありませんね。

 

というわけで6日目はここまで。この旅も折り返しをすぎました(もっとも当初の予定では9泊10日だったので前日の時点で折り返しだったんですがね)。

さてこの日の移動ルートはこんな感じ。

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道東をぐるっと回って西側に戻ってきました。

さて翌日は旭川からひたすら北を目指し、本土最北のアノ場所へいきます。

 

ではではさのなら~🌸

2018夏 北海道・東日本遠征 5日目

9/1(SAT)(5日目) 帯広→根室納沙布岬→釧路

ネカフェ泊にしては結構ぐっすりと眠り、起床。列車の発車時間は10時すぎでかなりゆっくりできたのですが、ネカフェの料金の都合と一応やることがあったので9時前くらいに退店しました。ネカフェのすぐ横にクドナルがあったので、そこで腹ごしらえをして、近くにあるというコインランドリーへ。すでにかなり洗濯すべきものが溜まっていたので、割と時間があるこのタイミングで洗濯してしまうことにしました。

しかし、Googleマップのピンが指す場所に向かってみてもそれらしいものは見当たらず。仕方なく諦めて駅の方へ向かおうと歩き出したところで、その場所から道路2本分くらいずれた場所にコインランドリーがあるのを発見しました。

辿り着いたコインランドリーはかなり年季が入った感じでした。とりあえず一番容量の小さい洗濯機を探して洗濯物を投入。ここで、洗剤の買い方がわからないことに気付きます。それっぽいところはあるのですが、どうやってお金を入れて洗剤をゲットすればいいのかがわからなかったので、結局水洗いすることになってしまいました。おまけに乾燥の方も時間がなくて生乾き状態になってしまい、完全に金を無駄遣いしてしまったなと思いつつ駅へ向かいました。

 

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柏林台駅は帯広の比較的市街地にあり、高架化された立派な駅ですが無人駅です。まずは根室本線に乗って1駅先の帯広駅へ。ちなみのこの日の鉄道移動では根室本線以外乗りませんでした。

◆ 10:21 柏林台

  ↓ JR根室本線 帯広行

  10:25 帯広

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帯広からは釧路駅の列車に乗り換え。ホーム反対側に止まっていた列車に速やかに乗り換えます。

◆ 10:29 帯広

  ↓ JR根室本線 釧路行

  13:16 釧路

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帯広発車後はしばらく十勝平野を進み、厚内駅を過ぎたあたりからは雄大な太平洋を拝むことができました。

 

3時間弱ほど同じ列車に乗り続け、そろそろ飽きたという頃に列車は釧路に到着。この先数日間はこんな風な長時間乗車が続くため、ある種覚悟を決める乗車となりました。

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釧路駅には釧路湿原を抜けて走る観光列車ノロッコ号が止まっていましたがこれには乗らず、引き続き根室本線で東へ。

◆ 13:25 釧路

  ↓ JR根室本線(花咲線) 根室

  15:59 根室

車内はそこそこの人で賑わっており、一部が途中の厚岸で降りたほかはほとんどが終点の根室まで乗りとおしていました。ローカル線の長時間乗車なんて正直ガチ虚無なので書くことがないんですが、途中車窓の左右で全然景色が違う場所があって面白かったです。

 

ところでこの根室本線は日本で最も東を走る鉄道路線なわけですが、その一番東の駅、つまり日本最東端の駅は根室駅ではなく、その1つ手前の東根室駅となっています。根室本線根室半島の南岸を進み、最後に大きな反時計回りのカーブを描きながら北上して根室駅に至るため、根室駅では西からではなく東から入線することになります。そのため、根室駅の手前の東根室駅が日本最東端の駅となるわけです。

本当は降りて写真撮ったりしたかったのですが、この先の予定的に厳しかったので諦めて、終点の根室まで乗車しました。

 

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こうして、日本最東の路線の終点、根室駅に到着。ここからはバスに乗り換えて、この日一番のスポットである本土最東端・納沙布岬を目指します。

駅前のバスターミナル内で往復乗車券を買い(少しだけ安くなる)、 バスに乗り込みました。

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↑ バス内には英語ではなくロシア語の表記が

◆ 16:10 駅前ターミナル

  ↓ 根室交通納沙布線 納沙布岬

  16:54 納沙布岬

10分ほど走ると根室の市街地を抜け、海沿いの一本道になります。途中いくつかの集落を経由しながら、45分ほどで日本最東端のバス停・納沙布岬バス停に到着。

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とりあえずバスを降り、岬の方へ。陽が傾き始めていたのと、割と風が強かったのもあって結構な寒さでした。

 

こうして、今回の旅の大きな目的の一つ、本土最東端納沙布岬訪問を達成しました。本当なら納沙布岬灯台のあたりが最東端部分になるのですが、工事中で入れなかったのでここで妥協しました(´・_・`)

納沙布岬からは、北方領土の各島々を拝むことができます。【第1問】北方領土を不法に占拠しているのはどの国でしょう?

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向こうに見えるのは国後島の山。

 

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こっちは歯舞群島貝殻島に立つ灯台貝殻島は満潮時には島全体が沈んでしまい、日本が戦前に立てたこの灯台だけが海面に顔を出します。

せっかくなのでパノラマ撮影をしてみました。ガバガバですが。

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左奥が国後島で、右端に見えるのが納沙布岬灯台です。夕暮れ時だったのでなかなかいい景色でしたね。行きのバス到着から帰りのバス出発まで1時間ほどあったのですが、5時を回ったところで店や資料館などがすべて閉まってしまったため、後半は割と虚無タイムを送ることになってしまいました。

なんだかんだ適当に時間をつぶしていると帰りのバスが到着。行きと同様ガラガラのバスに乗り込み、来た道を戻ります。

◆ 17:50 納沙布岬

  ↓ 根室交通納沙布線 駅前ターミナル行

  18:34 駅前ターミナル

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北海道特有のエモロードをひたすら進みます。途中キツネが飛び出してきて急ブレーキを踏むなんてシーンにも遭遇しましたね(突然すぎて写真は撮れやんかった)。

途中のバス停から、上に書いた東根室駅へ歩いていくこともできたのですが、座れなくなるリスクを考えてやめました(社舐)。釧路まで2時間半かかるからね、しょうがないね。

 

こうして無事根室駅に戻り、釧路行きの列車を待ちます。

やってきたのはキハ54。道内で乗った気動車では初めての転換クロスシート車だったので割と興奮しました。無事クロスシートを確保し、あとは釧路を目指すだけです。

◆ 19:01 根室

  ↓ JR根室本線(花咲線) 釧路行

  21:38 釧路

すでに陽は完全に落ちており、なにもない真っ暗闇の中を2時間半進み続け、この日の最終目的地・釧路に到着しました(マジで書くことがない)。

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釧路駅は日本最東の自動改札設置駅らしいです

このまま釧網本線の最終列車・摩周行きに乗って摩周まで行ってしまうことも考えたのですが、宿の状況がよくわからなかったのと、車窓から釧路湿原を見たかったのでやめて釧路にとどまることにしたのでした。

改札を出て、とりあえず朝失敗した洗濯を改めてちゃんとしようと思い駅北側のコインランドリーへ。釧路駅は南側が正面となっており、こちらにしか改札口がないため、横にある地下通路を通って北側へ。北側はいかにも駅裏といった雰囲気でした。ここのコインランドリーは洗濯乾燥を通しでやってくれる上に、洗剤も自動で出てくるタイプだったので初狩りされずに済みました。

洗濯回してる間に食事してしまおうと再び駅の南側へ。事前に調べていた駅前の定食屋に向かったのですが開いておらず、この時間でも開いているラーメン屋を探したところヒットしたので行ってみることにしました。途中ジンギスカンの文字が見えて「あ!」となったのですが結局入らず、ラーメン屋に到着。ラーメン屋周辺はネオンが煌々ときらめく歓楽街で、酔っ払い集団と大量のタクシーがいました。道東は限界エリアだと思っていたので、普通にこういう場所があることを知って感動しましたね。

とりあえずラーメン屋に入店。結構な値段にヒリつきながら、辛味噌ラーメンとビールを注文。

北海道のラーメンって麩が入ってるのが定番なんですかね。稚内や函館で食ったラーメンも麩が入ってました。肝心の味ですが、そこそこの値段がした割には正直微妙でした。量も多くないし。素直にジンギスカン食っとけばよかったのかもしれんな(´・_・`)

 

ささっと平らげ再びコインランドリーへ。乾燥までばっちり終わっていたので一安心しながら洗濯物を回収し、この日の宿であるネカフェに向けて深夜徘徊を開始。ネカフェって大都市以外は基本駅から離れた場所にしかないんですよね。

雨模様の釧路をひたすら歩いて、ようやくネカフェに到着。前日と同じジョイカフェでした。この時点で時刻は12時前、翌日の出発時間は6時前の予定だったのですが、バカなのでレヴュースタァライトの最新話をniconicoで見たりして貴重な睡眠時間を削りました。

 

というわけで5日目はここまでです。この日の移動ルートは↓

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翌日は釧路から北上して網走、さらに西へ進んで旭川を目指す大移動日です。

 

ではさのなら🌸

2018夏 北海道・東日本遠征 4日目

8/31(FRI)(4日目) 苫小牧→小樽・余市→札幌→帯広

朝5:00、船室の点灯時間に合わせて起床。Google Mapで確認してみると既に苫小牧港のすぐ入口あたりにきており、甲板に出てみると苫小牧のコンビナート群が目の前に広がっていました。

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下船の準備している間に船は苫小牧港に着岸。いよいよ北海道の大地に降り立ちます。

ここからは苫小牧駅までのバスに乗り換えます。

◆ 06:30 フェリーターミナル

  ↓ 道南バス 苫小牧駅

  06:47 苫小牧駅

下船客のほとんどが札幌へ直接向かうバスに並んでいて、こっちのバスはガラガラで快適でした。

バスは苫小牧市内を抜け、苫小牧駅へ到着。初めてのJR北海道新千歳空港駅ではなくこの苫小牧駅になりました。

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ここからは千歳線に乗り、道内一の大都会札幌方面へ。

◆ 07:00 苫小牧

  ↓ JR千歳線 手稲

  08:09 札幌

千歳線JR北海道の中では貴重なドル箱路線で、特にこの時間は沿線から札幌への通勤利用が多くなります。苫小牧発車時点では比較的ガラガラだった車内も、千歳・恵庭・北広島と停まっていくにつれどんどん混雑してきました。そんな中、十分睡眠のとれていない私は睡魔に襲われ寝たり起きたりの繰り返し。1時間ほどで道内の中心駅、札幌駅に到着しました。

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札幌からは小樽行きの列車に乗り換えます。

◆ 08:17 札幌

  ↓ JR函館本線 小樽行

  09:08 小樽

札幌市内を抜けたあたりから、函館本線は海岸線ギリギリのところを走ります。おー海だーと思いつつも、まだ眠気が残っていたのでもう一眠りして小樽に到着。

 

小樽で降りて、とりあえず小樽運河へ向かうことにしました。

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あいにくの雨でしたが、かえっていい雰囲気になったのでアドでした。小樽運河周辺を散策してみましたが、まだ朝早くやっている店が少なかったので、郵便局で金を引き出しつつ駅方面に戻りました。起きてからここまで何も口にしていなかったので、海鮮丼でも食おうと駅横の三角市場へ。市場内の「さんかく亭」でサーモンいくら丼をいただくことにしました。

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ウメーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!

爆アド丼を食らい、近くのセイコーマートで買い物を済ませて駅へ戻り、余市方面への列車を待ちます。

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◆ 10:53 小樽

  ↓ JR函館本線 倶知安

  11:17 余市

小樽より先の函館本線は非電化区間になっており、編成両数も運行本数もグッと少なくなります。この先には余市ニセコといった観光地があり、それなりの数の人が列車に乗っていました。

30分ほどで余市に到着。乗客の大半がここで降りていました。

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駅を出て少し歩くと、有名なアノ場所に辿り着きます。

ニッカの創業者、竹鶴政孝スコットランドに似た気候風土であるとして工場を建設したのがここ余市。その余市の蒸溜所は、なんと試飲も含めて無料で見学できます。アドアドアド🤗🤗🤗🤗 帰りの列車まであまり時間がなかったため、急いで回ります。

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ウイスキーができるまでの工程やニッカウヰスキーが出しているウイスキーなんかを見学しながら、工場の奥にある試飲会場へ。

1Fにあるカードに未成年・ドライバーでない旨を書き、それを2Fにある試飲会場の受付で渡すことで、無料試飲を楽しむことができます。

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試飲できるのは、スーパーニッカ・シングルモルト余市・アップルワインの3種類。会場内にはフリーの氷、水、炭酸水があり、自分の好みの飲み方ができるので、私もハイボールにしたりして楽しみました。時間が割と押し迫っていたので焦り気味に飲み干し、お土産コーナーへ。貧困層なので余市のちっこいやつを買って離脱。急いで余市駅へ戻りました。

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こうして余市に別れを告げ、札幌方面へ引き返します。

◆ 12:30 余市

  ↓ JR函館本線 小樽行

  12:55 小樽

  13:00 小樽

  ↓ JR快速エアポート134号 新千歳空港

  13:32 札幌

余市から1時間ほどで札幌へ帰還。夕方の列車までしばらく札幌市内を散策することにしました。

まず向かったのは、札幌駅から歩いてすぐのところにある北海道大学札幌キャンパス。札幌の街が北大の前身の札幌農学校とほぼ同時期に形成されたことから、街中にクソデカキャンパスが鎮座していることで有名ですね。

これで、訪れた旧帝大は自分の大学含め4つとなりました。北大のキャンパスはまるで都市公園のような様相で、今まで訪れたどの大学とも異なった雰囲気をしていました。

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とりあえず大学グッズを買わないといけないので、生協の売店へ。事前に特に何も調べずに向かったのですが、行ってみるとお決まりのクソダサTシャツが売っていたので即購入。北大のTシャツは大学名が縦書きで入っていたので斬新でした。

売店を出てキャンパス内をうろうろしていると、大学の博物館があったので入ってみることに。博物館内には、各学部の紹介や、ノーベル化学賞を受賞した鈴木章先生に関する展示などがありました。博物館は普通に講義棟としても使われているらしく、展示室のすぐ横に講義室があったりして結構ビックリしました。

 

博物館を出た後は北大を離脱し、札幌駅の反対側、大通公園の方へ。有名なガッカリスポット、札幌時計台へ行ってみると、工事中で「札幌時計台の絵が描かれたシート」に覆われており、逆にレアな光景を見ることができました。

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そのまま大通公園まで歩き、テレビ塔を見上げる場所にあるベンチで休憩。時間と金銭面を考慮した結果登るのは厳しいと判断し、適当にボケーっとして札幌駅へ戻りました。

普通の旅行であればこのまま札幌にとどまり、夜のすすきのなんかに繰り出したりするところですが、今回は先を急ぐ旅なのでまだまだ移動を続けます。まずは快速エアポートに乗って朝来た方向へ。

◆ 16:50 札幌

  ↓ JR快速エアポート166号 新千歳空港

  17:19 千歳

今度は退勤時間とかぶってしまった上に、エアポートの車両がクロスシートの721系で、JR北海道特有の構造(普通列車にも客室とデッキの間にドアがある)もあってデッキの端に押しやられていました。30分ほどで千歳駅に到着し、夕張方面へ向かう石勝線の普通列車に乗り換えます。

◆ 17:26 千歳

  ↓ JR石勝線 夕張行

  19:20 夕張

石勝線はもともと夕張線という名前で、道内屈指の石炭の産地である夕張から石炭を輸送する目的で敷設された路線です。その後根室本線を短絡する新線が開業し、現在は札幌や新千歳空港と道東(帯広・釧路方面)を結ぶメインルートとなっています。

千歳駅から1駅先の南千歳駅までは千歳線の線路を走行します。南千歳駅は「千歳空港駅」という名前の空港連絡駅として開業した駅で、現在でも新千歳空港方面の支線の分岐する重要な駅で特急列車も停車します。石勝線はこの南千歳駅から分岐し、道東方面を目指します。室蘭本線と交差する追分駅でしばらく停車したりしながら、列車は新夕張駅に到着。ここからは道東方面へ至る石勝線の本線と、かつて夕張線として開業した夕張方面への支線が分岐し、この列車は支線の方を通って終点の夕張まで走ります。

夕張市はかつては炭鉱の町として栄えていましたが、石炭産業の衰退や、金融問題による財政破綻などにより、大きく寂れてしまいました(廃墟と化した自動車教習所の写真なんかが有名ですね)。石勝線の夕張支線もその影響を受けて厳しい状況が続き、ついに来春廃止されることになってしまいました。そのため、この夕張支線に乗ることは、今回の旅で外すことのできないイベントになっていたのです。

新夕張駅を発車し、列車は山の中をひた走ります。といっても外はすでに真っ暗で何も見えず。途中いくつかの駅に停車したのですが、駅の明かり以外周りに特に何もないようなところばかりでした。こうして30分ほどかけて列車は終点の夕張に到着しました。

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夕張駅周辺も、駅の裏にホテルがあるくらいで周りには特に何もなく、市の中心駅といった感じは見られませんでした。本当はもっと市内を見て回りたかったのですが、スケジュールの都合と、いろいろ見て回るにはバイクや車などがないと厳しいため今回は諦め、すぐに引き返すことに。次はいつ来れるかなあ…

◆ 19:28 夕張

  ↓ JR石勝線 追分行

  19:51 新夕張

新夕張駅からは石勝線の本線に乗り換えて、日高山脈を越えて十勝の地を目指すことになります。これがその新夕張駅の発車標。

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見事に特急ばかり。手元にある北東パスでは普通列車にしか乗れません こまった(えなりのかお)。実はこの石勝線の新線区間新夕張新得)は、道央と道東を結ぶ優等列車のためにつくられたルートで、普通列車が走っていないのです。そこで、この区間内だけで特急を使う場合に限って、18きっぷや北東パスだけで特急を利用することができるようになっています。今回は20:45発のスーパーおおぞらにタダ乗りして、十勝の入口、新得へ移動します。

乗り換え時間が少しあったので、駅の近くにあるブンイレ(セブンイレブン)で食料を買い、イートインスペースで食べながら時間を潰しました。特急列車も止まるような駅の駅前だというのに、街灯以外の明かりがないという状況でした(一応駅前に道の駅がある)。駅に戻ってきてホームに上がり、列車を待ちます。あまりの周囲の静けさに、本当に列車がくるのかという不安感にすら襲われました。そんな中やってきた特急列車のヘッドライトの明かりは、本当に希望の光でしたね。こうしてやってきた列車に乗り込み、山を越えて東へ進みます。

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◆ 20:45 新夕張

  ↓ JR特急スーパーおおぞら11号 釧路行

  21:48 新得

石勝線の新線区間はずっと山間部を走るため、トンネルも多くまともにツツッツーもできないほどでしたが、この無銭特急区間は1時間ほどあったので結構満喫できてアドでした。列車は根室本線と合流し、日高山脈を貫く長いトンネルを抜け、道東・十勝管内へ。といっても外は暗いのでなにがなんだかよくわからないまま、列車は新得駅に到着しました。

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特急乗車特例がこの新得までなので、「このまま乗ってれば帯広どころか釧路までいけちゃうのになあ」と思いながら特急を降り、この日最後の乗車となる、普通列車池田行きに乗り換えます。

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新得駅発車時点では車内に私を含め2人しか乗っておらず、この旅全体を通して一番乗客が少ない状態になりました。この列車に乗り、本日の目的地である帯広へ向かいます。

◆ 21:58 新得

  ↓ JR根室本線 池田行

  23:02 柏林台

途中、周りに何もない信号場で2回ほど特急列車や貨物列車との行き違いのために長時間停車することがあったのですが、アナウンスがよく聞こえずなにかトラブルで停車しているのかと思い無駄にキチゲを溜めたりしました。ガラガラの車内でくつろぎながら、約1時間でこの日のゴール、柏林台駅に到着。

 

帯広市の中心駅は帯広駅ですが、この日宿泊予定のネカフェの最寄りが柏林台だったのでここで下車しました。駅とネカフェの間に銭湯があるという情報を掴んでいたのでそこへ。

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ここやよい乃湯は天然温泉らしく、またいろいろな湯船があり充実していながら400円台で入れるのでアドです。この日は結構いろんなところを回って疲れていたので、この温泉は本当にありがたかったですね。やっぱり湯船に浸かるのが一番だ🛀🛀🛀🛀🛀

閉店時間ギリギリまでくつろいで退店し、ネカフェ方面へ。と思ったのですが、かなり空腹状態だったので腹ごしらえがしたいなあと思って調べてみると、徒歩圏内になか卯があったので行ってみることにしました(ただしネカフェとは逆方向)。

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なか卯は九州にないのであんま行かないんですよね。吉す松と比べてお高めなのでちょっとヒリつきましたが、普通においしくていい感じに食事ができたので許しました(寛大)。

食事を終え、またしばらく歩いてやっとこの日の宿に到着しました。

ジョイカフェは北海道のローカルネカフェらしく、入会金に初狩られたりしましたが、フラットブースが普通に広かったので普通に良かったです。北海道に行った際にはぜひ泊まってみてください。

 

というわけで、怒涛の北海道初日はこんな感じで終了。この日の移動ルートはこうなりました。

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さて翌日は北海道をさらに東へと進んでいきます。ではではさのなら🌸

2018夏 北海道・東日本遠征 3日目

8/30(THU)(3日目) 新潟→八戸(→苫小牧)

この日は新潟から一気に北上して青森県の八戸まで行き、そこからフェリーに乗っていよいよ北海道に上陸します。出発前の計画では、山形と秋田を経由していくために、秋田駅を通り羽越本線奥羽本線を乗り継いで青森まで行き、青い森鉄道で八戸に行くルート、または余目から新庄に抜けて大曲まで北上、田沢湖線で盛岡まで行きIGR線で八戸まで至るルートを検討していて、適当にルーレットでも振って決めればいいかなあなんて呑気に考えていました。

 

考えていました

 

ぉ…

実は、どちらのルートをとるにせよ、新潟駅06:07発の白新線新発田行きに乗る必要があったのですが、目が覚めたら朝6時すぎ…。この時点で秋田県を経由するルートは使えなくなり、遅れるとフェリーに間に合わなくなる状況になりました。この列車を逃すと8時台まで山形県方面に抜けられる列車がないため、とりあえずのんびりと起きて、身支度してチェックアウト。朝飯を食おうと駅前をブラついてたら我らが味方、松屋があったので朝松屋することにしました。

いいですね松屋

 

腹ごしらえするといい時間になったので、新潟駅へ。

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前日までは青春18きっぷを主体に移動してきましたが、ここからは少し別の手段を使っていきます。

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それが、この「北海道&東日本パス」。青春18きっぷと同様に、普通列車のみ乗車可能な乗り放題きっぷですが、18きっぷに比べて、以下のようなアド・ディスアドがあります。

😊アド

・7日間で10850円=1日あたり1500円なので18きっぷより安い

18きっぷだと乗れない3セクのIGR線、青い森鉄道線北越急行線の全線に乗車可能

・特定特急券を買えば北海道新幹線新青森新函館北斗に乗車可能

18きっぷよりも利用可能期間が長い(9月末まで使える)

・自動改札が利用できる

😞ディスアド

・連続7日間利用となるため、18きっぷのように複数人で利用したり、日をあけて利用することができない

JR北海道JR東日本エリアでしか使えない

このような特徴が今回の旅行にピッタリだと思い、この日から7日間この「北東パス」を使うことにしました。

新潟駅の自動券売機で北東パスを買い、自動改札に突っ込んで入場。前日にも利用した2番線に上がり、列車を待ちます。

◆ 08:40 新潟

  ↓ JR快速べにばな 米沢行

  11:31 米沢

この快速べにばなは、白新線羽越本線、そして坂町から米坂線に入り、山形県の米沢を目指します。米坂線は非電化路線なので、来た列車は気動車。一人がけのボックスシートを確保し、この日の行程がスタートしました。

坂町までは、特急いなほと同様の停車パターンとなるため、割と飛ばし気味で爽快です。

 

米坂線内は各駅停車となり、のんびりと山形県内を東へ。特に何事もなく終点の米沢に到着しました。

 

米沢からは奥羽本線、通称山形線に乗り換えます。米坂線はホーム端の切り欠き部分に停車するのですが、山形線の列車は別のホームから発車するため急いで乗り換え。米沢駅では東京行きの山形新幹線つばさが止まっていました(撮影失敗)。

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ここから乗る山形線は、山形新幹線との共用区間となります。山形新幹線は在来線の線路を走る所謂ミニ新幹線で、正式には在来線特急という扱いですが、福島駅から東北新幹線に乗り入れて東京駅まで向かいます。当然車両は新幹線準拠のもので、山形線もそれに合わせて線路幅を改軌したため、通常の在来線の線路幅(1,067mm)ではなく新幹線規格の線路幅(1,435mm)となっています。そのため、通常使われている在来線車両を使うことができず、専用の車両が運行されています。

◆ 11:36 米沢

  ↓ JR奥羽本線(山形線) 山形行

  12:25 山形

標準軌特有の安定した走りをみせつつ(多分)、列車は山形県内を北上。途中、山形線沿線一番のみどころ、「スカイタワー41」を車窓から眺めつつ、50分ほどで県都山形市の中心駅山形駅に到着しました。(ちなみにSwarmでチェックインした時にみたのですが、山形駅周辺は「香澄町」という地名らしいです。キラキラドキドキしますね。)

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中央やや左のマンションが、上山市にそびえる「スカイタワー41」。その名の通り41階建てで、東北地方で最高層のマンションらしいです。

 

山形駅では30分ほどの乗り継ぎ時間があったため、とりあえず昼飯を食おうと一旦出場して周辺を散策。パパッと食えそうなところがなかったため、駅に戻ってお土産コーナーみたいなところで米沢牛のサンドウィッチを買ってさっさと次の列車に乗り込んでしまうことにしました。

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昼食の牛肉どまん中サンド

 

ここからは山越えをして東北一の大都会・仙台へ向かいます。

◆ 1255 山形

  ↓ JR仙山線 仙台行

  1416 仙台

仙山線は正確には山形駅から2駅先の羽前千歳駅山形線と分岐するのですが、仙山線は1,067mmの狭軌であるため、羽前千歳駅までは仙山線(と北山形駅で分岐する左沢線)の列車が走る狭軌の線路と、山形線山形新幹線が走る標準軌の線路が単線で並ぶという状況になっています。山形線から分岐すると進路を東に変え、奥羽山脈を貫く山越えを始めます。その山越えの手前には、山寺の通称で有名な立石寺があり、仙山線はそこへのアクセス路線としての役割も担っています。

ところがその分岐のあとトラブル発生。大雨のため列車が動けなくなってしまいました。

寝坊のせいで乗り継ぎに失敗できない状況だったため、だんだんとヒリつきはじめます。しばらくして、列車は十数分遅れで発車。仙台駅での乗り継ぎ時間が15分ほどあったため、このくらいの遅れなら許容範囲…と心を落ち着かせていたのですが、すぐに車掌から「面白山高原駅まで減速運転」というアナウンスが。なにが面白山高原だよなんも面白くねえよクソ。その後、奥羽山脈を貫く県境のトンネルの中で再び停車(トンネル内に信号場があるようで、対向列車との行き違いのための停車)。トンネル内で圏外だったためキチゲをMAXにしながら再出発を待ちます。結局30分以上の遅れをもって仙台駅へ到着。乗り継ぎ予定の列車はすでに発車した後だったため、今後の行程をいろいろ考え直した結果、岩手県一ノ関駅まで新幹線課金をすることに。

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とりあえず駅の外に出て、金券ショップに安い切符が売ってないかなと駅前の構造に初狩りされながら金券ショップを巡るも、一ノ関までの新幹線切符は扱っていないとのこと。また、仙台〜一ノ関間は93.3kmであり、乗車券の区間を少し伸ばして100kmを超えさせれば学割が適用されて結果定価よりも安くなるのですが、学割証も持っていなかったため、結局定価の3.5kを払い新幹線ホームへ。

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新幹線ホームには4編成しかない貴重なH5系が

◆ 15:39 仙台

  ↓ JR新幹線やまびこ53号 盛岡行

  16:10 一ノ関

新幹線課金を余儀なくされてしまった悲しい気持ちと、初めて乗る東北新幹線へのワクワクを抱えながら、在来線だと2時間弱かかる道のりを30分で爆走して岩手県南の玄関口、一ノ関へ到着。

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ここまで乗ってきたE2系の写真を撮り、改札を抜けて在来線ホームへ。ここからは元の行程に戻り、さらに北へと向かいます。

◆ 16:30 一ノ関

  ↓ JR東北本線 盛岡行

  18:04 盛岡

言わずと知れた日本第2位の面積を誇る岩手県。それを鈍行で抜けていくのか〜と思いつつ、とりあえず県都盛岡を目指します。ちょうど帰宅時間と被り、車内には高校生がたくさん。座ってたら眠気に襲われたので、寝たり起きたりを繰り返しながら、世界遺産がある平泉や、北上・花巻などの街を抜け、1時間半をかけて盛岡に到着です。

東京駅から続くJR東北本線は、ここ盛岡が終点となっています。かつてはこの先、青森までが東北本線でしたが、東北新幹線が延伸開業した際に、この先の区間は県などが出資する第三セクターに移管され、岩手県区間は「IGRいわて銀河鉄道」に、青森県区間は「青い森鉄道」になりました。上の方で書いたように、この区間青春18きっぷでは利用できない(厳密には青い森鉄道には特例が存在しますが)のですが、今回は北東パスを利用しているのでこのまま旧東北本線を進みます。

この先乗るIGR線はJRの各路線とは離れた場所にホームがあり、改札も分かれています。10分ほどの乗り換え時間でしたが、空腹に備え駅構内の売店でおにぎりを購入し、IGR線の改札へ。実は東北本線を降りた時に乗客のほとんどがIGR線のりば方面へ向かっていたので嫌な予感がしていたのですが、ホームへ行ってみると案の定2両編成の列車はかなりの人で混雑していました。嫌だなあと思いつつ、乗るしかないのでできるだけ空いてそうなところを探して乗車。本日の陸の終着点である八戸へ向かいます。

◆ 18:15 盛岡

  ↓ IGRいわて銀河鉄道線 八戸行

  20:05 八戸

盛岡発車時は混雑していた車内も、1時間ほどで空席がちらほら見られる程度に。適当に着席してさっき買ったおにぎりを食べながら、ガルパボカロコラボの歌ってみた動画製作中との情報に6thLIVEでの死を覚悟したりしていたら、列車は青森県へ突入。

この目時駅を境にIGRから青い森鉄道になるのですが、列車は引き続き八戸まで走ります。

 

そして列車は八戸駅に到着。ここからフェリーターミナル行きのバスに乗り換えることができるのですが、調べてみると八戸線本八戸駅から乗ったほうが運賃が安くなることがわかったので、八戸線に乗り換えることにしました。

◆ 20:25 八戸

  ↓ JR八戸線 久慈行

  20:33 本八戸

本八戸駅はもともと八戸駅と名乗っており、今の八戸駅よりも市街地に近い場所にあります。ここで本日の鉄道移動は終了。バスに乗り換え、いよいよフェリーに乗り込みます。

◆ 20:50 本八戸駅

  ↓ 南部バス フェリーターミナル行

  21:05 八戸港フェリーターミナル

 

そしてフェリーターミナルに到着。なにも予約してなかったので、窓口へ向かい、乗船券を購入しました。今回利用するのは二等船室、学割で4000円でした。ここで手元に旧5000円紙幣(新渡戸稲造のやつ)があることに気づいたのですが、これを使わないとフェリー運賃が払えなかったので、泣く泣く使いました。

購入手続きはすぐ終わり、そのままフェリーに乗船。今回利用した「シルバーエイト」の二等船室は、一室20名定員の部屋が数部屋用意されています。寝床はマットレスがあり、頭の部分に仕切りがありました。

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さらに各寝床の上に鍵付きのロッカーが用意されています。ちなみにコンセントは各部屋に1つしかついていません。

とりあえず荷物を置き、混まないうちに風呂に入ってしまうことにしました。フェリーの風呂ってなんかいいですよね。風呂から上がり、カーンと酒を買って船内を散策していると、オートレストランのコンセント席がちょうど空く瞬間に遭遇したのですかさず確保。

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フェリー旅の醍醐味と言えばこれですよね。貴重な電気エネルギーを補充しながら、ピンチケコンボで優勝👏👏👏👏👏 そうこうしているうちに出港時刻となり、本州に別れを告げフェリーは北の大地へ向け出港します。

◆ 22:00 八戸港

  ↓ シルバーフェリー 八戸苫小牧航路

  06:00 苫小牧港

このフェリーは青森県東部の八戸から、津軽海峡の東側の海域を通り、北海道随一の工業地帯、苫小牧へ至ります。

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出港後しばらくは下北半島のすぐ沖を通るため、LTE回線も割と安定して通信できてアドでした。せっかくフェリーに乗ったので、やはり外に出ないわけにはいかないと甲板に出たりもしました。

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日付が変わったくらいでスマホモの充電が100%になったのでオートレストランを離脱し、船室へ。私の船室は7人ほどしかおらず両サイドの寝床はどちらも人がいなかったのでめっちゃ快適でした。コンセントが空いていたので、モバイルバッテリーを突き刺して就寝。普段フェリーみたいなところだとなかなかねれないのですが(入眠障害)、今回は疲れていてすぐに寝られたので神ゲーでした。

 

というわけで3日目はここまで。

この日の移動ルートはこんな感じでした(ほぼ移動)。

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次はいよいよ北海道上陸です。ではさのなら🌸

2018夏 北海道・東日本遠征 2日目

おはようございます(生活リズム崩壊)

それでは続きを書いていく和洋💃💃💃

 

8/29(WED)(2日目) 横浜→新潟

(徹夜して体調が最悪だったので本当に写真がありませんでした)

2日目は徹夜明けの絶望的な体調の中スタート。カラオケ内でスマホモの充電ができなかったので、相鉄横浜駅横のクドナルへ入店。盗電しつつ体調回復を図りますが、猛烈な腹痛に襲われ、この時点では旅行を断念することも考えていました。

とりあえず横浜駅へ向かい、18きっぷに捺印してもらい入場。往路は新潟を経由し、日本海側を通って青森を目指すことになっていたので、とりあえず湘南新宿ラインが発着する9・10番ホームに上がったものの、通勤時間とモロ被りしてしまい、東京方面の電車はことごとく満員電車。地獄のような体調だったのでとりあえず空いているベンチを見つけて、ホームベンチ睡眠部になることにしました😴😴😴😴 

 しばらくねらりをしていたら少し体調が回復したので、新潟方面のルートを調べ直してみると、いい感じの電車が見つかったのでそれで旅行を続行することに決めました。

◆ 09:42 横浜

  ↓ JR湘南新宿ライン特別快速 高崎行

  12:00 高崎

この電車でもねらりをキメながら、大都会渋谷・新宿などを抜け、気づいたら群馬県下最大の都市、高崎に到着していました。

 

高崎では数分の乗り換えですぐに上越線水上行きの列車へ。

◆ 12:02 高崎

  ↓ JR上越線 水上行

  13:07 水上

上越線は上州(群馬県)と越後(新潟県)を結ぶ主要幹線ですが、そのメインの役割は上越新幹線に譲り、今ではローカル線チックな路線となっています。地元でもよく見かける211系電車に乗り込み群馬県を北上。途中突然の大雨に襲われながら、水上駅へ到着。

 

ここからは群馬県新潟県の県境地帯となり一気に本数が少なくなります。この「上越国境」には谷川岳をはじめとしたクソデカマウンテンがそびえ立っており、高速道路や鉄道は長大トンネルでそこを抜けることになります。在来線である上越線は全線にわたって複線化がされていますが、開業当初は単線であり、ここを貫く「清水トンネル」も単線規格であったため、複線化の際にもう一本トンネルを掘ることになり(新清水トンネル)、結果上下線で通るルートが異なる状況になっています。

今回の行程では、運良く30分程度の待ち時間でこの上越国境を越える長岡行きの列車に乗り継ぐことができるのですが、ある目的のために敢えてこの列車には乗らず、駅前のバスターミナルへ移動、谷川岳ロープウェイ方面へ向かうバスに乗り換えます。

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上越線の架線柱が見える

15分ほどバスに揺られ下車したのは、上越線水上駅から2駅先の土合駅。はい、乗り継ぎ条件が比較的いい列車を捨て、同じルートをわざわざバスを使って移動したわけです。(ちなみにバスの運賃は620円でした。ちゃんと調べてなかったので見たときにはさすがにヒリつきました。)わざわざ安くもない金を払ってこんな精神異常ムーブをしたのは、この土合駅を訪れるためでした。

先述したように、この一帯は山岳地帯で、上越線には2本の長大トンネル(清水トンネル・9,702m、新清水トンネル・13,500m)が掘られています。この区間を走る列車のうち、上り線(水上・首都圏方面)は清水トンネル経由の古いルートを通っており、高低差を克服するためのループ線などがあります。一方の下り線(長岡・新潟方面)は戦後の複線化時に作られた新しいルートで、技術の向上により長大なトンネルが掘れるようになったことから、水上駅の隣、湯檜曽駅の少し手前から新潟県側の土樽駅の手前までを一気にトンネルで貫く構造になっています。そのため、途中にある湯檜曽駅土合駅は下りホームがトンネル内にある、所謂「モグラ駅」になっています。特に土合駅に関しては、地上(上り)ホームおよび駅舎と下りホームの標高差が大きく、駅舎から下りホームへは24+462段の階段を下りないとたどり着けないようになっています(Wikipedia参照)。

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↑ ド適当な断面図

そんな「日本一のモグラ駅」、列車で訪れると一度列車を下りないといけないわけですが、この区間は1日数本の列車しか来ず、山の中で数時間は待たされることになります。そこで今回は土合駅前を通るバスを活用しました。

今回乗った谷川岳ロープウェイ山麓駅行きのバス(関越交通)は、13:20に水上駅前を発車し、13:34に土合駅前に到着します。一方上越線長岡行きの普通列車は、13:40に水上駅を発車、13:49に土合駅を出発するため、15分程度の時間を作り出すことができます。駅舎から下りホームまでの所要時間が約10分という情報があったため、おそらく行けるだろうという考えのもとこのプランを実行しました。

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土合駅の駅舎は地上にあります

土合駅到着前の時点ですでにバスが定刻より遅れており、さらに降車ボタンを押したにもかかわらずバス停をスルーされかけるという事態に見舞われ血の気が引くも、急ブレーキでなんとか停車し、用意しておいたピッタリ620円を運賃箱にブチ込んで猛ダッシュ。走りながらスマホモを取り出し写真を撮りつつSwarmにチェックインし駅舎の中へ。駅舎内を通り、さっきバスで通った国道を跨ぐ連絡通路を抜け、いよいよ階段ゾーン。

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このように下り階段が延々と続きます。階段を下るにつれ、ものすごい湿度で視界はガスり、壁や地面はビチョビチョに。最初はかなり急いで下っていましたが、意外と時間に余裕があることに気づいたので途中からはのんびりと下ることにしました。ちなみに写真右側のむき出しスペースは、エスカレーターを設置するための場所だそうです。

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そして階段を下りきり、ホームに到着。土合駅はこのような珍しい構造をしていることから観光地化していて、結構な人がホームにいました。5分ほど待つと先ほど水上駅で待機していた長岡行き普通列車が入線。この霧と、トンネル特有の反響でかなり異様な光景でした。列車に乗り込み、引き続き新潟方面へ向かいます。

◆ 13:49 土合

  ↓ JR上越線 長岡行

  15:29 長岡

土合駅発車から10分以上かけて新清水トンネルを抜け、列車は新潟県に突入。山越えをしたためか、群馬県側では曇り気味だった天候が一気に好転しました。リゾート地として有名な越後湯沢を出ると、日本一の米どころ新潟県の美しい田園風景が広がります。そのまま中越地方の諸都市を経由し、長岡なんとかシリーズの総本山長岡に到着。すぐの乗り継ぎでこの日最後の列車、信越本線白新線を通る新潟経由豊栄行きに乗り換えます。

長岡はコロコロスクリーンネームを変えるな

◆ 15:32 長岡

  ↓ JR信越本線 豊栄行(新潟経由)

  16:50 新潟

ここでまた眠気に襲われ、寝たり起きたりを繰り返していたらこの日の目的地、新潟に到着しました。

 新潟駅はこの間の春に高架ホームが供用を開始し、ホームはかなり近代的な雰囲気でしたが、この列車が到着した2番線はまだ工事中で、クソ狭いホームにクソ狭い階段が1つあるだけという状況で大混雑。なんとか改札階まで降り、駅を出て駅南にあるゲーンへ行くも、ダンスラが調整中だったので諦めて宿へ。この遠征に出発する時点では新潟での宿泊場所をネカフェにする予定だったのですが、徹カラで力尽きたためちゃんとしたところに泊まりたくなり、先ほどの上越線内でカプホ風のゲストハウスを予約したのでした。宿泊したのは「BOOK INN」というところで、名前の通り本に囲まれた空間で眠ることができます。今回ここに泊まったのは、単純にこの日の駅周辺の宿泊施設で一番安かったからという理由ですが、かなりオシャレなのでアドだと思います(写真ないけど)。

チェックインして荷物を置いたらとシャ(とりあえずシャワー)して、少し街へ繰り出してみることにしました。この日まだ何も食べてなかったため、近くの麺屋に突撃。

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辛味噌つけめんみたいな名前のやつを注文してみました。つけめんなのに麺がお湯に浸かっててビビりましたがおいしかったです。いい感じに腹ごしらえした後は、新潟に来たらここは外せないだろうというあの場所へ。

 そうですぽんしゅ館です。普段日本酒はあんま飲まないのですが、ここは気軽に飲み比べができるときいたので行ってみることにしました。

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いいですね

ここでは500円払うとメダル5枚とおちょこが渡され、好きな日本酒を5種類まで飲み比べることができてアドです。ちなみに20歳だと300円で飲めます(初めて4月生まれであることを呪った)。今回飲んだ5種類だけでも全然味が違ったので、多分もっといろいろ飲めばコレだ!って日本酒が見つかるんだろうなあと思いました。何飲んだかよく覚えてないけど(寝不足とアルコールによる記憶障害)。館内には醤油のテイスティングコーナーもありました。こっちは無銭だったので結構な種類の醤油を舐めました。なにか買おうかなとも思いましたが、この先まだまだ長いことを考え諦め。翌日も朝早かったのでさっさと宿に戻って爆睡しました。

 

というわけで2日目はここまでです。さのなら🌸

2018夏 北海道・東日本遠征 1日目

こんにちは

晩夏とも初秋ともつかない気候ですがみなさんいかがお過ごしでしょう🙃

 

私は学生とかいう社会を舐めた身分なので絶賛夏休み中な訳ですが、まあいつものごとく実家で虚無タイムを送っています😞😞

(お祭りが近くお囃子の練習があるので夜は無銭飲酒を繰り返しています(支離滅裂な発言))

そんないつもと変わらない夏ですが、一応研究室配属前最後の夏ということで、まとまった時間が取れるうちに前々から温めていたある計画を行動に移すことにしました。

 

北海道東日本 鉄道大遠征

 

計画だけ立っていた関東・東北・北海道エリアを鉄道を使って周遊する構想を、ついに実行することに決めたのです。私は社会を舐めた貧困層のため、限界ピンチケ旅行となったわけですが、その一部始終をここに書き留めておこうと思います🤗🤗

 

 8/28(TUE)(1日目) 愛知県某駅→横浜

(序盤は写真が全然なかったのでクソ記事になります)

8/28早朝、愛知県の東の果ての某駅から限界遠征はスタート。朝6時前という時間ながら駅窓口にはしっかり駅員がおり、朝早くから大変そうだなあと思いながら青春18きっぷにハンコを押してもらい(なおここで駅員側がハンコの日付を間違え、訂正してもらうハプニング発生)、始発列車に乗って一路東を目指します。

私の乗った始発列車は先のダイヤ改正で沼津行きとなり、愛知県の端から一気に静岡県を抜けるロングラン運用となりました。これに乗れば沼津で栃木県の小金井まで向かうJR東日本の中距離列車に乗り継ぐことができ、愛知県から1回の乗り換えだけで首都圏まで至ることができます。しかし、オールロングシートの各駅停車列車に2時間半揺られる「地獄の静岡大陸」。今回の始発列車もその例外に漏れず、沼津までひたすら修行僧になることを強いられます。そこで、そんな静岡大陸を少しでも快適に移動するための裏技を使用することにしました。

 (写真とツイートは2017年夏のものです)

静岡地区は基本各駅停車の列車しか走っていませんが、朝夕の通勤通学の時間にだけ、座席指定型の快速列車「ホームライナー」が運用されています。ライナー料金320円が必要ですが、それを払うだけで、特急「ワイドビューふじかわ」や「ワイドビュー伊那路」などに使用される373系電車で快適に移動することができます。

今回は6:34発の「ホームライナー静岡2号」に乗って、静岡大陸の西半分を快適に移動することにしました。

◆ 06:34 浜松

  ↓ JRホームライナー静岡2号 静岡行

  07:34 静岡

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↑ 浜松駅で買った味噌カツサンドとドブ水を優雅にいただきます #花女の鉄道旅はたのしい

ホームライナーの座席はどんどん詰めて発券されるため、指定された席に座るとほぼ確実に隣に人がいる状況になるのですが、座席定員制だったころの名残?で空いている席に座ることが黙認されています(車内検札もライナー券があるかどうかしか確認されない)。今回も指定されたところとは全く関係ない場所に座ったのですが、特にその席を指定された人が乗ってくることもなく、また隣に誰かが来るということもなくのんびり過ごしている間に静岡駅に到着しました。

静岡からはまたロングシート普通列車に乗り換え、JR東日本との境界駅である熱海を目指します。

◆ 07:37 静岡

  ↓ JR東海道本線 熱海行

  08:59 熱海

静岡駅で乗り継ぐ普通列車は大抵そこそこに人が乗っていて座れないので、立席を余儀なくされます(320円払った意味はあったのだろうか…)。ただほとんどが数駅先の草薙や清水で降りるので、割とすぐに席にありつくことができます。ここからの区間駿河湾のすぐ脇を進むので、かなり景色のいいところになります。ただロングシートなのでその景色を楽しむのは苦しいかも…(もちろん写真はありません←社?)。ラブがライブでサンがシャインな聖地・沼津も通り過ぎ、天下の険と謳われる箱根から続く火山地帯を貫く大トンネル、丹那トンネルを抜けて、列車は熱海に到着です。

 ↑ 長大トンネルに入るギリギリでチェックインするのすき

 

熱海からはJR東日本区間となり、グリーン車を併結した立派な編成となります。基本普通車はロングシートですが、編成両端の2両ずつにボックスシートがあるので、そこに座ってみることにしました。

◆ 09:08 熱海

  ↓ JR東海道本線上野東京ライン直通) 籠原

  10:30 横浜

熱海発車時はガラガラだった車内は、東に向かうにつれどんどん人が増え、いつの間にか自分のいるボックスも満席に。首都圏はいつでも人が多いんだなあといったことを考えながら、大都会横浜で下車。この日は社会不適合者集団あかげい倶楽部主催の「はしゃぐ会」に参加するため、横浜駅に集合することになっていたのですが、集合時間まで時間があるため、ある路線に乗りに行くことにしました。

まずはホームを移動し、京浜東北線に乗り換えます。 

◆ 10:37 横浜

  ↓ JR京浜東北線快速 大宮行

  10:47 鶴見

そして鶴見駅から鶴見線に乗り換えます。鶴見線は専用の改札を通って乗り換えるのですが、有人改札が離れたところにあって初狩りされました😞😞😞(一敗)

鶴見線は京浜工業地帯の工場群への通勤や貨物輸送のための路線で、大都会のすぐそばにありながら鶴見駅以外はすべて無人駅だったり、かなりローカル線チックな雰囲気を醸し出す面白い路線となっています。海沿いの各工場へ伸びる枝線がたくさん分岐しており、今回はその枝線の1つである海芝浦支線に乗車しました。

◆ 11:00 鶴見

  ↓ JR鶴見線 海芝浦行

  11:11 海芝浦

海芝浦支線は、東芝の工場へ分岐する路線で、終点の海芝浦駅は完全に東芝の工場内にあるため、関係者以外は駅の外に出ることができず、都会の秘境駅と呼ばれているらしいです。最近になって、駅の横に申し訳程度の公園ができたため、そこでボケーっとして折り返し列車に乗るのが定番のようです(多分)。

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↑ ホームの横はすぐ海になっています。

こんな感じで景色を飽きるほど楽しんで、行きと同じ列車に乗って折り返します。

◆ 11:25 海芝浦

  ↓ JR鶴見線 鶴見行

  11:37 鶴見

  11:45 鶴見

  ↓ JR京浜東北線 大船行

  11:55 横浜

 

集合時間(ほぼ)ピッタリに横浜駅へ戻り、集合場所へ。すでに来ていたAKG(@akg1919)、ゆめくい(@yumekui002)、あとから来たちいーそ(@soichi02241734)、TNGC(@phi496)、MDMAくん(@Dirtybaymh)と合流して、とりあえず昼飯。当初行こうとしていた店がクソ混雑していたりでシャフ特有の迷走をしながらたどり着いたのがココ↓

 おいしかったです(言語障害並感)

 

その後はオタク特有の徒歩でトホホをしながらランドマークタワーへ行き、ポケモンセンタープリズムストーンに行ってはしゃぎながら、んがょぺ(@tsugihagi111)、もーんくん(@m0on_b)と合流して、今回のメインイベント(ほんとに?)であるコスモワールドへ向かいました。

コスモワールドは私がリクエストした場所で、3月にAKGと横浜を徘徊した時に見て以来ずっと行きたいと思っていたところです。メインアトラクション(多分)のジェットコースター「バニッシュ!」がメンテ中だったので、水流の上をボートみたいなやつに乗って移動し、最後に高いところから滑り落ちる「クリフ・ドロップ」にみんなで乗ることに。私はプリズムストーンで萌黄えものお面を買ってはしゃぐ二浪と同じボートに乗りました。

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↑ はしゃぎすぎ

もっとずぶ濡れになるかと思ってたら以外と濡れなかったのでアドでした。

アトラクションから降りて適当に散策していたらバニッシュ!のメンテが終わったっぽかったので、そっちの乗り場へ。こっちはAKGをはじめ数名が辞退したので、残ったメンツで乗車、かなりの衝撃で脳味噌がやられましたが無事生還しました。その後ちょっと休憩(梵我たちはガルパ)してコスモワールドを離脱。コスモワールドは結構楽しかったのでかなりオススメです。また行きたい。

 

特にやることがなくなったので、赤レンガ倉庫方面へ移動し、最終的に大さん橋を目指すことに(一部のシャフは「もう歩けやん」とか言ってブーイングしてましたが、無視)。地形に初狩られまくりながらなんとか辿り着き、エモい夕景を見ました。

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↑ 夕焼けに向かって歩く二浪

 

日も暮れてきたので夜の飲み会会場がある横浜駅周辺まで戻り、とりあえずゲーンへ。AKGとダンスラやったりしてはしゃいでたら九絶会(@Ose_timpo_Akko1)が合流。

んがょぺが始めたポッ拳が終わらず、気づいたら飲み会開始時刻ギリギリになるとかいうシャフプレーをかましながら飲み会会場へ向かうと、インターンで一仕事終えた和服姿のめっと(@____metto)がお出迎え(なぜか大学内で会うよりもこういう場で会う方が多い)。

 

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#酒あまり飲まないのに飲み物が酒しかない

総勢10名による飲み会は、他の集団から聞こえてくる飲み会特有のコールに便乗したり、「陵辱〜〜〜〜〜〜〜」とかいう最低なコールで乾杯したりで、とにかくカオスでしたが、やはりオタクと酒を飲むのはクソ楽しいなあと改めて実感しました。これからも軽率に飲み会がしたいですね(破産)。最後にはちいーそさんが頭突きで頭上のシャンデリアを破壊していて衝撃的でした。

 

そんなこんなで飲み会がお開きになったわけですが、まだはしゃぎ足りねえ!ということで徹カラの流れに。AKG、ちいーそ、ゆめくい、TNGC、もーんくん、九絶会と横浜駅徒歩圏内で徹カラ1000円とかいう爆アドカラオケで朝までおうたをうたうことになりました。

(人のツイートを勝手に引用する人間の屑)

老害曲入れまくったり、337を踊ったり、ダイナモ感覚を再現したり、どこにそんな余力が残ってるんだというくらいに騒ぎました。

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スショモードに突入したakg1919

一睡もしないで歌い続け、朝5時に退店。1日目にしてすでに満身創痍でしたが、めちゃくちゃ楽しかったので、またやりたいなあ。で、この先まだ1週間以上限界旅を続けるわけですが、続きはまた。

 

ではではさのなら🌸